飛行機の欠航・遅延につていは時々話題にしますが、昨日は「被雷」が原因の遅延を経験しました。
私が乗る予定の熊本–羽田便(ANA650便)は、羽田–熊本便(ANA647便)の機材を使うことになっていました。
647便の到着予定時刻は19時45分、650便の出発予定時刻は20時25分。その間隔は40分です。
この40分というのは、決して長くはないけれども、短すぎるわけでもない、よくある(短めの)間隔です。
しかし、前便の到着が遅れれば、次の便も当然、出発が遅れます。いわゆる「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2478.html" target="_blank" title="機材繰り">機材繰り</a>」による遅延ですね。
さて、昨日はひどい目に遭うとは予想だにせず、仕事を終えて大慌てで空港に向かいました。
大雨でしたが、当初は、搭乗予定の650便には遅延の表示がなかったので、安心して待っていました。
ところが出発の30分前になって、647便の到着遅れのアナウンスあり。悪天候のため熊本上空を旋回中だと。
なぬ。さっそく647便の飛行状況を、いつものアプリ(Flightradar24)で確認してみました。
飛行機は、高度900フィートまで下げたものの着陸を諦めて再上昇し、熊本上空を旋回中のようでした。
滑走路に接地はしていないので、厳密にはタッチアンドゴーとは言えませんが、それに近い状況です。
そうこうするうちに、647便が着陸できない場合は650便は欠航になります、とのアナウンス。
私を含め、ラウンジ等で待っている人々はみな、イヤ〜な雰囲気に包まれます。
その後647便は、有明海から天草上空を旋回した後に熊本空港に向かうと思いきや、あろうことかUターン。
私以外にも、飛行状況をチェックして一喜一憂している人がいるようで、あちこちからため息が聞こえます。
647便はさらに、熊本上空をグルグル旋回。全部で4周。おや、だんだんと直径が小さくなってますよ。
と思ったら、飛行機はついに滑走路へ向かって一直線、無事着陸。アナウンスも流れる。場内から小さな歓声。
結局647便は40分遅れで到着しました。ならば私の650便は40分遅れで出発か、と期待しますよね、普通。
ところがどっこい、それからさらに2時間と5分、みっちり待たされました。
どうやら647便は、上空で被雷していたらしく、着陸後の機体の点検に時間がかかったようです。
被雷した場所に穴があくこともあるそうで、もしもそれがエンジンだとオオゴトですからね。
点検整備が終了したので搭乗を開始します、とのアナウンスには、そこそこ大きな歓声が上がりました。