Amazonのお節介

Amazonから、たびたびオススメメールが来ますが、その文言が最近ちょっと不快ですね。

(1)「お客様が最近チェックされた商品からおすすめ商品をピックアップ」 ←あっそう。

(2)「当社は、お客様がこれについて知りたいだろうと思いました」 ←なにそれ。

AmazonやGoogleやFacebookは、こちらの閲覧履歴等を収集分析して、広告を繰り出してきます。

なかでもGoogleとFacebookは、メールやメッセージの中身まで読んでいることを認めています。

このような個人情報の収集は、それがAI等による機械的な処理である限りにおいて許容されているはず。

ところが前述した(2)のような文言には、人間による、しかも上からな介入を感じてしまいます。

もはや、Amazonという人格にすべてをのぞき見られている気がして、気持ち悪いですね。

そういえばAmazonは数年前に、「予測出荷」システムを特許出願してましたけど、どうなったんでしょうね。

予測出荷とは、利用者の購買傾向とタイミングを予測して、商品の発注を待たずに出荷することです。

もしも予測がうまくいけば、発注の直後(場合によっては数分後!)にはもう、商品が届くというわけです。

しかし多くの場合、頼んでもいないのに、しかもそこそこ興味のある商品が届くということになるでしょう。

これを押し売りとみるか、ナイスタイミングと喜ぶか、気持ち悪いと感じるか。まさに驚くべきお節介ですね。