日本小児循環器学会に参加するため、今日は20年ぶりぐらいに、北海道に行きました(ただし日帰り)。
この学会って、埼玉医大の先生が、埼玉や東京ではなくわざわざ札幌で開催してるんですよね。
梅雨と台風の心配がないから札幌を選んだそうですが、たしかに正解だったのかもしれません。
さて、熊本空港に着いたらすぐに気分が盛り上がるタチの私ですが、今日のネズミ色の空はいけませんね。
今朝の熊本–羽田便は、ちょうど台風3号を追いかけるコースをたどり、気流はなかなか乱れていました。
飛行機が揺れると、「揺れておりますが、飛行の安全には影響ございません」という、いつものアナウンス。
車窓じゃなくて、機窓(きそう)っていうんですか、そこから見えるのは、ひたすら白い雲ばかり。
乗客ならまだしも、その真っ白な中を計器を信じて突き進むパイロットって、どんな気分なんでしょうね。
こんなフライトですが、ご褒美があります。飛行機はいつか、雲の上に出るからです。これがなんとも、快感。
見下ろせば雲海、その彼方には水平線というのか、雲と空を隔てるすごく鮮明な境界線が左右に広がります。
そしてその上には、水色から青を経て紺色の宇宙に至る、空のグラデーション。私のいちばん好きな光景です。
毎度のことなのに、どうしても写真撮影してしまいます。
下界の雲が途切れてくると海か陸地が見えてきますが、見てて飽きないのは海岸線ですね。
私の全知識と記憶を総動員し、その場所を特定します。機内Wi-Fiがあれば、Google Map等で確認します。
このようにして機窓を見たり、撮影したり、Mac叩いたり、スマホいじったり、機上ではけっこう忙しい私。
そんなこんなで札幌に着く前にとりあえず、今日の宿題(ブログ執筆)を済ませました。念のためです。