休日(休診日)の午前中、なんとなくテレビを見ていたら、あるご夫婦の苦労話を放送していました。
波瀾万丈の人生が、切々と綴られます。そんな苦労をどうやって乗り越えたんだろうな、と思っていたら、
「そんなときに出会ったのが、○○の青汁だったのです」
やられた。まんまと青汁のCM番組に見入ってました。なんなら感情移入してましたよ、不覚にも。
そのドキュメンタリー自体にウソは無いとしても、番組の作為的な構成に私は騙されてしまったのでした。
最近、某テレビ局が放送したある社労士事務所の広告番組内に、CMを流さなかったことが問題になりました。
ドキュメンタリー風の広告には、それが広告放送であることがわかるようにCMを挟む必要があるそうですね。
そいういうルールの存在は知りませんでしたが、そりゃ必要でしょう。
冒頭の青汁番組も、ドキュメンタリー部分だけ流してCM無しで終了したら、誤解を招きかねません。
CMが流れてはじめて、やっぱり青汁の宣伝番組かよ、と確信できるわけですから。
実はだいぶ前にも、休日に見ていた番組が青汁の広告放送と判明してガッカリしたことを思い出しました。
そのことをすっかり忘れていて、私は2度も青汁話に感情移入してしまったことに、愕然とします。
どうしても人情話には弱いのです。結末がわかっていても、吉本新喜劇では涙が出るのです。