未曾有の大型連休も、今日が最終日。民族の大移動も終息したようです。
当院は今日も診療しましたが、明日の火曜日は定期休診日なので、疲れは明日癒やします。
成田空港は昨日が帰国のピークで、一日の入国者数が開港以来初めて6万人を超えたといいますが、当然です。
連休の初め頃には、毎日6万人が成田から出国してましたから。同じ人数が日本に帰って来ないと困ります。
私は4月前半に休暇を取りました。今回の報道を見て改めて、大型連休を外して正解だったと思いました。
来年は10連休ではないにしても、今年同様に、大型連休とは別の時に休暇を取るパターンにしたいですね。
月末や月初に定例作業が必要になる諸々の事柄において、このたびの10連休では大いに支障をきたしました。
例えば医療機関の場合は、レセプト集計です。
前月1カ月間に行った保険診療の報酬を、保険者(報酬を支払う組織)別に集計して、翌月請求するものです。
月末の診療終了後にしか作業が開始できず、締め切りは10日なので、どうしても月初にバタバタします。
今日までまるっと休んだ医療機関は、明日から作業を始めるのでしょうか。なかなか厳しいですね。
政府は「天皇の即位の日(略)を休日とする法律」によって、5月1日を「祝日扱いの休日」としました。
その結果、「祝日法」の規定(祝日に挟まれた平日は休日となる)によって、10連休が確定したわけです。
これは「天皇の即位に際し、国民こぞって祝意を表するため」だそうですが、考えが浅かったですね。
サービス業などに従事する国民が、こぞって10連休を取ることができるとは思えないからです。
私は個人的には、5月1日を「祝日扱いではない休日」とすべきだったと思います。
そうすれば、4月30日と5月2日は休日にはならず、役所や銀行等が10連休する異常事態は避けられたのに。
「3連休→平日→休日→平日→4連休」という大型飛び石連休だって、なかなか面白くて私は好きですけどね。