昭和最後の日のことは、いまでも覚えています。冬でもあり、暗く悲しい、でも厳粛な一日でした。
平成最後の日がこういう形になったことは、案外良かったかもしれません。厳粛だけど暗くない。春だし。
元号が変わるので、日本中のSEたちがきっと、さまざまなシステムの改修作業に追われていることでしょう。
当院のSE(診療所営繕係)たる私も、今日は電子カルテのアップデート作業を行いました。
たまたま今日が休診日だったので、日中にゆっくりと作業することが出来ました。
もっとも、多くの医療機関では、10連休の前にこの作業を終えたのかもしれませんけどね。
でも、1週間以上前にCD-ROMで送られてきた電カル新システムは、その後バグが見つかりました。
バグを改修した最新版は、電カルメーカーのDropboxからダウンロードするようにと、FAXが届きました。
どのようなシステムでも、更新版の初期バージョンというのは得てして、どこかにバグが見つかるもの。
なので今回私は、4月30日まで待つことにしたのです。そしたら案の定です。遅く作業して良かった。
とは言え、本当に更新システムが大丈夫かどうかは、明日、「令和」が始まるまではわかりません。
もしも明日の診療中に面倒なシステムトラブルが起きたら、果たして「へいせい」でいられるかどうか。