「Apple Watch」を<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1321.html" target="_blank" title="購入">購入</a>してから、もう4年経ちました。
私が毎日使っているのは「初代」Apple Watch。現在の最新版は「Series 4」です。
このSeries 4ってのが、評判良いらしいですね。
その「心電図機能」が、利用者の不整脈(とくに「心房細動」)を検知する事例が増えているからです。
残念ながらこの心電図機能は、欧米向けの限定機能なので、日本ではまだ使えません。
前例のない医療機器を販売するためのハードルは、米国(FDA)よりも日本(<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2716.html" target="_blank" title="PMDA">PMDA</a>)の方が高いのです。
となると、私の初代Watchなんて何の取り柄も無いのかと言えば、そうじゃありません。
「心拍数」検知機能があります。手首で測定するので、厳密には心拍数ではなく「脈拍数」ですけどね。
Watchで測定している心拍数は、ペアリングしているiPhoneの「ヘルスケア」アプリ内に記録されます。
たとえばこの1カ月間の私の心拍数は、最大133,最小は54でした。
54のときの心電図はわかりませんが、心拍数がもっと少ない(=「徐脈」)なら、精密検査が必要です。
実際に、初代Watchで徐脈を発見して「洞不全症候群」が判明した米国人の話は、よく(?) 知られています。
発作性上室性頻拍症や心房細動や房室ブロックだって、心拍数に大きな変動があれば発見できるはずです。
つまり、心電図という形でなくても、心拍数やその変動を解析するだけでも、不整脈発見には事足ります。
就寝中に異常な頻脈が記録されたことがきっかけで、心房細動を発見し、無事治療をした人もいます。
心拍が安定しているはずの就寝中こそ、不整脈を発見しやすい時間帯なのかもしれません。
ためしに今夜から、就寝前までに充電を終えて、Watchを腕に装着したまま寝ることにしてみましょう。
何かがわかったら、ご報告します。