昨日の「クイーンの日」に発売された映画『ボヘミアン・ラプソディ』のBlu-rayが、今日届きました。
劇場では字幕版でしたが、Blu-rayでは吹き替え版も選べたので、今夜はあえて吹き替え版で視聴しました。
何度観ても、良いですね。感動的でした。
吹き替えの声(日本人)と、オリジナル音源の歌声との相違・違和感が心配でしたが、杞憂でした。
そのオリジナル音源の歌声にも、実は3人の声が使われていることは、わりと最近知りました。
ひとつは、クイーンのマスターテープから取った、フレディ・マーキュリー本人の歌声。
これは本当の意味でのオリジナルです。役者の方が音源に合わせて口パクすることになります。
フレディ役のラミ・マレック本人も、喋りからの流れを自然に見せるときに限定的に歌っています。
それ以外に、明らかにフレディの声なんだけど、そんな音源って保存してあったの?、的な歌声がありますね。
これらは、某ロックバンドのボーカリストの、マーク・マーテルという人の歌声だそうですね。
ネットでその人の声を聞いてみたら、これがフレディそっくり。ていうか、フレディより少し上品な感じ。
重要な歌声はすべて、フレディ本人かマークの声であって、ラミや日本人声優の声ではありません。
その意味では、この映画は字幕版で観ても吹き替え版で観ても、音楽的にはまったく差がないのです。
ですからこれからBlu-rayを観ようかという皆さん、安心して吹き替えをお選びください。