ビール大量発注

ふるさと納税では、破格の返礼品で総務省とケンカしている泉佐野市。まったく悪びれる様子がありませんね。

3月31日に停止した寄附の受付を、暫定措置だとは言ってますが、4月2日には再開してしまいました。

まあ一市民としては、両者がケンカしてるうちに、漁夫の利を得るばっかりです。

たとえばビールの定期便。10ケース(240本)で15万円のお値打ち価格。もちろん全額返金保証。実質0円!

ちょっと待ってください。オマケでもう1ケースお付けしましょう。的なノリで、あと1ケース付いてきます。

もちろん今だけ、Amazonギフト券20%(=3万円分)もお付けします!、というのが泉佐野市オリジナル。

計算してみると全部で9万円ぐらいの返礼になるので、返礼率は60%という異次元のレベルに達しています。

総務省をあざ笑うかのような態度ですね、泉佐野市。後先考えてないのでしょうか。

ならばと私も実は、「プレモル」と「よなよなエール ビール」の定期便を、それぞれ発注したところです。

6月以降、毎月2ケースずつ、合計22ケース(528本)のビールが送られて来る予定です。

しかも、これが実質0円で手に入り、おまけにAmazonギフト券6万円分まで付いてくるというあり得なさ。

ここまでいくと、いくら合法的とはいえ、倫理的な後ろめたさを感じてしまいますね(うそ)。

この泉佐野市のような返礼品は、どこの市町村でも導入することができたはずです。

しかし実際には、アイデアと強引さで勝負に出た一部の自治体だけが、勝ち組となって人気を誇っています。

総務省ににらまれてもくじけない、面の皮の厚い泉佐野市長には、次の逆転戦略を期待しています。