平成最後の日

昭和最後の日のことは、いまでも覚えています。冬でもあり、暗く悲しい、でも厳粛な一日でした。

平成最後の日がこういう形になったことは、案外良かったかもしれません。厳粛だけど暗くない。春だし。

元号が変わるので、日本中のSEたちがきっと、さまざまなシステムの改修作業に追われていることでしょう。

当院のSE(診療所営繕係)たる私も、今日は電子カルテのアップデート作業を行いました。

たまたま今日が休診日だったので、日中にゆっくりと作業することが出来ました。

もっとも、多くの医療機関では、10連休の前にこの作業を終えたのかもしれませんけどね。

でも、1週間以上前にCD-ROMで送られてきた電カル新システムは、その後バグが見つかりました。

バグを改修した最新版は、電カルメーカーのDropboxからダウンロードするようにと、FAXが届きました。

どのようなシステムでも、更新版の初期バージョンというのは得てして、どこかにバグが見つかるもの。

なので今回私は、4月30日まで待つことにしたのです。そしたら案の定です。遅く作業して良かった。

とは言え、本当に更新システムが大丈夫かどうかは、明日、「令和」が始まるまではわかりません。

もしも明日の診療中に面倒なシステムトラブルが起きたら、果たして「へいせい」でいられるかどうか。

平成最後の当番医

平成最後の昭和の日の今日は、当院としては平成最後の休日当番医でした。

今日は多少天気が悪かったとはいえ、この春の気候のよい時期に、高熱を出して来院する方の多いこと。

B型インフルエンザが出ているのにも驚きますが、圧倒的に大流行していると思えるのは溶連菌感染です。

しかもどういうわけか、今日は大人の溶連菌感染者がとても多かった。菌の性質が変わってるのでしょうか。

ところで当院では、休日当番医の時でも、6歳以上の休日加算を算定しないのが通常です。

その理由については、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1930.html" target="_blank" title="以前書いた">以前書いた</a>ことがあるので今日は割愛させていただきます。

しかし今日は、例外的に、休日加算を算定しました。

本来この大型連休はある程度休診にする計画だったのを、熊本市の要請を受けて診療を行っているからです。

つまり今日は、日頃から行っている休日診療の対象外の臨時休診日に、あえて診療を行ったという形です。

まあ考えてみれば、屁理屈みたいなものですが、そもそも厚労省の規定自体が不合理なのです。

好きで日祝診療している医療機関には、休日加算は認めない、という厚労省の考え方が問題でしょう。

10連休はまだ序盤。今のうちに医者にかかっとけ的な受診もあるのか、今日は来院者の多い日でした。

明日火曜日は休診日。うっかりしてましたが、平成最後の診療が今日終わりました。令和もよろしく。

Watchで不整脈監視

「Apple Watch」を<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1321.html" target="_blank" title="購入">購入</a>してから、もう4年経ちました。

私が毎日使っているのは「初代」Apple Watch。現在の最新版は「Series 4」です。

このSeries 4ってのが、評判良いらしいですね。

その「心電図機能」が、利用者の不整脈(とくに「心房細動」)を検知する事例が増えているからです。

残念ながらこの心電図機能は、欧米向けの限定機能なので、日本ではまだ使えません。

前例のない医療機器を販売するためのハードルは、米国(FDA)よりも日本(<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2716.html" target="_blank" title="PMDA">PMDA</a>)の方が高いのです。

となると、私の初代Watchなんて何の取り柄も無いのかと言えば、そうじゃありません。

「心拍数」検知機能があります。手首で測定するので、厳密には心拍数ではなく「脈拍数」ですけどね。

Watchで測定している心拍数は、ペアリングしているiPhoneの「ヘルスケア」アプリ内に記録されます。

たとえばこの1カ月間の私の心拍数は、最大133,最小は54でした。

54のときの心電図はわかりませんが、心拍数がもっと少ない(=「徐脈」)なら、精密検査が必要です。

実際に、初代Watchで徐脈を発見して「洞不全症候群」が判明した米国人の話は、よく(?) 知られています。

発作性上室性頻拍症や心房細動や房室ブロックだって、心拍数に大きな変動があれば発見できるはずです。

つまり、心電図という形でなくても、心拍数やその変動を解析するだけでも、不整脈発見には事足ります。

就寝中に異常な頻脈が記録されたことがきっかけで、心房細動を発見し、無事治療をした人もいます。

心拍が安定しているはずの就寝中こそ、不整脈を発見しやすい時間帯なのかもしれません。

ためしに今夜から、就寝前までに充電を終えて、Watchを腕に装着したまま寝ることにしてみましょう。

何かがわかったら、ご報告します。

未曾有の大型連休

未曾有の大型連休が始まりました。全国ニュースは日本国民の大移動一色です。

「未曾有」を「みぞう」と読むことは誰でも知ってますが、ふと辞書(日国)を引いてみて驚きました。

「みぞう」で検索したら「みぞうう」に同じとあり、言葉の意味は「みぞうう」の項に記載されていたのです。

つまり、「未曾有」は本来「みぞうう」だと。こりゃヘタをすると「みぞうゆう」もアリかもしれません。

それはともかく、高速道路や駅や空港は大混雑です。今日はまだ旅へ向かう方向なので、みな楽しげです。

先日来、悲惨な交通事故の報道が相次いだだけに、連休中に重大な事故が起きないことを願うばかりです。

成田空港からの出国者が、昨日5万9千人と史上最多でしたが、今日はさっそく記録を塗り替える6万1千人。

日程が長くなければ計画しにくい欧州旅行をする人などが増え、海外旅行が多くなったようです。

成田空港によると、帰国のピークは5月5日になるとか。いやあ皆さん、堪能してますねぇ。いいなぁ。

長期連続休暇はもともと欧米人が好むバカンススタイルであって、日本人は不得意とする分野です。

有給休暇はあまり取らず、全国民が一斉に土日・祝日を休む。それが日本のやり方なのです。

その意味では、このたびの全国一斉の10連休も所詮は日本流。皆が一斉に休みましょう、という方式です。

しかし、国民の休暇を支えるサービス業や長期に休むと国民が困る医療などの従事者は、簡単には休めません。

長期休暇が問題なのではなく、全国一斉が問題なのです。休みなんて、個人が好きなときに取るべきです。

こんな異常な大型連休は、もう2度と作らないように願います。今回は、ホントに特例です。

怒濤の10連休に突入

厳密には「10連休」は明日からですが、「10連休イブ」の今夜から、すでに盛り上がってるところでしょう。

10日間全休の人もいる中で、何日かは働く人もいれば、10日間全部仕事だぁという人もいるでしょうね。

いかに土日祝日診療を謳っている当院とはいえ、この連休は特別。何日かは休もうと当初は考えていました。

「働き方改革」の趣旨を考慮すれば、日祝診療にこだわっている場合ではないとも思えたのです。

ところが、10連休のさまざまな弊害が社会問題となってきました。とくに地域医療体制の停滞は一大事です。

国は、自らが10連休を作った事は棚に上げて、医療界には、連休中にはあまり休むなと言い始めました。

熊本市からの要請を受けて熊本市医師会は、連休中の休日当番医を募り始めました。これは異例のことです。

こうなると、日頃から休日診療に力を入れている当院がまず、当番医に手を挙げなければならないでしょう。

というわけで熟慮の末に、4月29日の当番医を引き受け、その他の祝日もできるだけ診療することにしました。

結局は、日頃と同様に火曜と金曜を休診し、あと例外的に5/5(日)を休診することにしました。

残りの7日間は、すべて診療することに決めました。

そのかわり、労務的観点等を考慮して、4月上旬に臨時休診日を設けたことは、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2743.html" target="_blank" title="先日書いた">先日書いた</a>通りです。

おかげで私も、すでにリフレッシュさせていただいたので、明日からの診療は気力・体力充実して臨めます。

人一倍飲む

かつて「成人病」と呼ばれ、いまは「生活習慣病」ですが、本来は「生活悪習慣病」というべきでしょう。

その診療を行っている立場としては、自分自身の生活習慣に改善の余地があることを、苦々しく思っています。

いわゆる「休肝日」など、年に3日あるかないかというのが、つい最近までの私のアルコール摂取習慣でした。

ところが最近、次のように考えを改めたのです。「深酒をする予定があれば、その数日前から断酒しよう」と。

実はコレ、私がずっと続けている「1日1食生活」にも通じます。すなわち「楽しみの前の我慢」です。

明日2倍飲む予定なら、今日は断酒する。5倍飲むつもりの宴会があれば、その前の4日間は断酒しておく。

肝臓への負担等が、そのような単純計算で手当できるとは思いませんが、断酒しないよりはマシでしょう。

それに、4日断酒したあげくの5日目に5倍も飲めるはずがありません。結局、総飲酒量は減らせるのです。

そう言えば、「倍飲んだ」って言ったら、「2倍飲んだ」ってことですよね。つまり「倍=2倍」。

辞書(日国)を引くと、「一倍」とは「二倍の古い言い方」とあります。ちょっと考えると不思議です。

じゃあ、「1倍=2倍」ならば、数学的には「倍=0」となるのかというと、そういうわけでもありません。

たとえば「人一倍」という場合には、厳密には「人の二倍」ではないにしても、比喩的には二倍なのでしょう。

つまり「人一倍」とは、「人 + もう1倍」という、加算的な意味だと理解すれば腑に落ちます。

ちょうど楽天などのポイントでいうところの「2倍」が、「+1倍」の意味になるのと同じですね。

HPVワクチン早く打て

「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2626.html" target="_blank" title="HPVワクチン">HPVワクチン</a>」によって、子宮頸がんの前段階「子宮頸部上皮内腫瘍(CIN)」が激減したという話。

驚くにも値しない予想通りの結果なのですが、英国の医学雑誌に発表されて話題になっています。

スコットランドで、20歳の女性14万人に子宮がん検診をして、一定段階のCINの検出率を調べたところ、

(1)14〜17歳でHPVワクチンを接種した女性は、ワクチン未接種者に比べて、CINが51%少なかった

(2)12〜13歳でHPVワクチンを接種した女性は、ワクチン未接種者に比べて、CINが89%少なかった

「鉄は熱いうちに打て」になぞらえて言うなら、「HPVワクチンは若いうちに打て」です。

厚労省がHPVワクチンの<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-620.html" target="_blank" title="積極的勧奨接種の差し控え">積極的勧奨接種の差し控え</a>を決めてから、もうじき6年経ちます。

接種率は1%未満にまで落ちています。ていうかほぼゼロ。当院での接種者も、月に1人いるかどうか。

世の中が接種に消極的(または否定的)な雰囲気のいま、あえて率先して打とうと思う方がいないのです。

定期接種対象の小6〜高1の子どもたちは、どんどん対象年齢を過ぎ去りつつあります。

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-635.html" target="_blank" title="日本脳炎ワクチン">日本脳炎ワクチン</a>も、かつて積極的勧奨接種が差し控えられていた時期がありました。

後に、差し控えによって接種を受ける機会を逸した人に対して「特例接種」が行われることになりました。

平成7年6月1日〜平成19年4月1日までの間に生まれた者に対して、19歳までの間に接種を認めるものです。

この特例接種は、かなり幅広い年齢層に対する、驚くほど太っ腹な救済措置です。

そこまでして、多くの子どもたちにワクチンを接種しようと考えるほど、日本脳炎は怖い病気だったのです。

私が6歳のとき(1966年)の日本脳炎の患者報告数は、全国で年間2千人を越えていました。

発病者の3分の1は死亡し、3分の1には重度の後遺症が残るといわれ、その予防が国の重要課題でした。

翻っていま、年間1万人が発症し、そのうちの約3割が亡くなる「感染症」があります。子宮頸がんです。

HPVワクチンの接種で、その患者数・死亡者数を激減できることがわかっています。

いつの日にか、HPVワクチンの積極的勧奨接種が再開し、また特例接種が設定されることでしょう。

でもHPVワクチンは、前述したように接種年齢が遅くなれば予防効果が低下することがわかっています。

のんびりしてる場合じゃないのです。大事なことだから2度言いますよ、「HPVワクチンは若いうちに打て」。

那覇空港でも最果て

所用で石垣島に行きました。空港の愛称は「南ぬ島 石垣空港」。「南ぬ島」は「ぱいぬしま」と読みます。

地図で見ると、石垣島は沖縄本島よりはむしろ台湾に近いところにあり、しかも台北よりも南に位置します。

では九州や本州よりもずっと暑いのかといえば、必ずしもそうじゃない。本土も暑いからです。

さて今日は、石垣よりもなじみのある<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2478.html" target="_blank" title="那覇空港">那覇空港</a>の話。近々沖縄に行かれる方の、参考には多分なりません。

沖縄那覇空港の滑走路は1本。自衛隊機等も離着陸するので、離陸の順番待ちがかなり長引くことがあります。

たいてい2列に並んで待ち、着陸機が目の前を通り過ぎたら、お隣の列の飛行機と交互に飛び立ちます。

先日は、ちょうど真横に空自のC-2輸送機が並んでいましたが、まあデカイ。ひどく太い。色がまた渋い。

主翼が胴体の上に貼り付いた「高翼配置」で、水平尾翼が垂直尾翼の先に付けられた「T字尾翼」。

翼がみな高い位置にあるので、胴体がよけいにズングリムックリに見えますが、輸送機としては頼もしい形。

ときどき戦闘機が、不意に轟音を鳴らして飛び立ちます。スクランブル発進は、年に数百回あるとか。

そうそう、旅客機の話をしましょう。熊本空港へ向かうANA便はたいてい、34番搭乗口を使います。

34番は、国内線ターミナル北ウイングのいちばん先っぽ。熊本行きはどうしても、端っこになる運命です。

そうは言っても羽田みたいな最果て感はなく、ひどく歩かされる印象はありません。

新しい41番搭乗口から熊本行きに乗ることも時々あります。どちらかと言えば、こちらの方が最果てですね。

距離が遠いというよりも、途中の経路が殺風景すぎて、ひたすら遠く感じます。

とくに、東京から来て乗り継ぐ場合には、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2746.html" target="_blank" title="羽田空港並">羽田空港並</a>に歩かされることになります。しかも動く歩道なしで。

最近、国内線ビルと国際線ビルがつながって、その連結ターミナルに新設された搭乗口が、37番と41番です。

このうち国際線との境界部に位置する41番は、国内線と国際線で共用する珍しい搭乗口です。

41番からボーディング・ブリッジに乗り込む時、境目の扉のガラス窓の向こうには国際線の廊下が見えます。

扉のあっち側は外国行き。こっち側は熊本行き。熊本はギリギリ国内って雰囲気なんですよね。

バス暴走事故

神戸市で昨日、市営バスが歩行者を次々にはね、多数の死傷者が出ました。

バスが信号を無視して横断歩道に突入したという、これまでに聞いたことも無いような惨事です。

ドライブレコーダーの記録によると、バスはバス停を出て赤信号で止まらず横断歩道に進入したようです。

現場に目立ったブレーキ痕がないので、人をはねながら、しかしブレーキを踏まなかった可能性があります。

もしかすると、運転手がインスリン注射を行っていた糖尿病患者であったことが、問題になるかもしれません。

事故の直前に低血糖による意識障害を起こしていなかったのか、その疑問はどうしても残ります。

「ブレーキを踏みながら発進の作業をしていたが、急発進してしまった」と、運転手は供述しています。

これがドラレコ映像と矛盾するのかどうか、よくわかりませんが、疑問はあります。

運転手の言う通りであれば、ブレーキペダルに乗せていた足が浮いて、バスが動き出したのかもしれません。

バスって、バカでかいシフトノブのイメージがありますが、最近はオートマなんですね。知らなかった。

巨大なディーゼル車ですから、クリーピングで動き出しただけでも、かなりの運動エネルギーがあるでしょう。

ちょっとしたミスで重大な結果をもたらすことを考慮すると、バスのオートマって、考えものですね。

「急発進してしまった」というのであれば、足がアクセルペダルに触れてしまったのかもしれません。

事故の直前、停車中のバスに乗り込んできた観光客に地図を見せていたという、ドラレコ映像もあるようです。

親切な行為があだとなり、足がブレーキペダルから離れたのだとしたら、あまりにも悲しい出来事です。

喫煙ルーム問題

来月、定例の会合で福岡に行くので、新幹線のネット予約をしました。

最近は、飛行機に乗ることは多いのですが、新幹線はかなり久しぶりです。

で、JR九州のサイトを見ていて驚いたのですが、新幹線の車内にはいまだに「喫煙ルーム」があるんですね。

列車のような閉鎖空間で、あえて喫煙者に便宜を図るというのは、いまどきどうなんでしょう。

喫煙ルームの排気システムや周辺環境などについては検証が必要です。来月レポートします(たぶん)。

飛行機なんて、とっくに全面禁煙になっています。その意味では、新幹線よりもずっと進んでいますね。

愛煙家の方々におかれましては、空の旅はさぞかし辛いことでしょう。

熊本空港に行くといつも、制限エリアにある細長い喫煙ルームにずらっと並んだ背広の方々を目にします。

搭乗のギリギリ直前までニコチンを補給しておこうという、往生際の悪い方々です。

そんな人たちが、タバコの火を消した数分後には搭乗するとなれば、心配なのは三次喫煙です。

毛髪や衣類に付着したニコチンその他の化学物質が機内で再放散し、乗客が受動喫煙してしまうからです。

飛行機には、子どもが乗っているかもしれないし、呼吸器疾患の方がいるかもしれません。

隣の席から強いヤニの臭いがした経験があります。その時私は他にもいろんな有害物質を吸い込んだはずです。

機内での三次喫煙を少しでも減らすために、保安検査後の制限エリア内を全面禁煙としてはどうでしょう。

さらに、金属探知機のゲートの手前に、エアシャワーのゲートも設置すれば効果的ですね。

最近ときどき見かける、円筒型の<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2432.html" target="_blank" title="ボディースキャナー">ボディースキャナー</a>に全方位エアシャワーを組み込めば最強です。

胸ポケットのタバコそのものも臭うので、なんなら機内持ち込み制限品に指定していただいても結構です。