MR接種はお早めに

あと1週間、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2508.html" target="_blank" title="新元号">新元号</a>の発表が待ち遠しいですが、その前に、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1267.html" target="_blank" title="年度末">年度末</a>の予防接種の期限も迫っています。

いま急を要するのは、接種対象が「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1112.html" target="_blank" title="学年">学年</a>」で規定されている定期予防接種の対象者で、未接種の方です。

(1)この春、小学校に入学予定のお子さんの「麻疹風疹混合(MR)ワクチン第2期」

(2)いま65歳以上で5の倍数の年齢の方、または、4/1までにその年齢になる方の「肺炎球菌ワクチン」

これらの方の接種機会は、今月いっぱいです。慌てて接種する方が、今日も何人か来院されました。

高齢者の肺炎球菌ワクチンは接種率があまりにも低かったため、来年度からまた5年間、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2657.html" target="_blank" title="延長されます">延長されます</a>。

でも次のもう一巡で、これまでの未接種者がどれだけ心変わりするでしょうね。過度な期待はできません。

MRワクチンの第2期接種は、今月のかけこみ接種が終わると、4月からは新たな対象者の接種が始まります。

対象者(年長児)にはぜひ、4月のうちに接種を受けていただきたい。接種を遅らせるメリットはありません。

それどころか7月以降は、「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2680.html" target="_blank" title="風疹第5期定期接種">風疹第5期定期接種</a>」によるMRワクチン不足も懸念されます。

もちろん厚労省は、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1847.html" target="_blank" title="ワクチン不足">ワクチン不足</a>など認めません。医療機関や薬品卸における配分の問題だと言い張ります。

しかし現実には、現場のワクチンが不足して接種計画に支障を来すことなど、過去に何度も経験しました。

第5期接種が始まるまでには、幸いなことにあと<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2726.html" target="_blank" title="3カ月程度の猶予">3カ月程度の猶予</a>がありそうです。

子どものMRワクチンの接種を確実に行うために、この3カ月間は、願ってもないチャンスなのです。