追突事故の傷跡

おとといの夜、仕事から帰る途中の交差点で信号待ち中に、追突されました。幸い、けがはありませんでした。

追突してきたのは、軽乗用車。停車中にブレーキペダルから足が離れ、クリーピングでぶつかったようです。

なので衝撃は極小。むち打ちになど、なろうはずもありません。

交差点の少し先の停車しやすい場所に車を止めて、バンパーを点検します。キズは縦に2カ所。

やがてパトカーが来て、現場検証が始まりました。警察官は2名。

警「どこにぶつかりましたか?」

私「これですね、見えるでしょう、この2つ」

その2つのキズは、警察官の懐中電灯の光に反射して鈍く光りました。

警察官はしばらくの間、2台の車のバンパーを詳しく観察・計測などした後、驚いたことにこう言うのです。

警「このキズは違いますねぇ」

私は一瞬、意味がわかりませんでした。違うって、どーゆーこと?

警「このキズは、ペイントで補修した跡がありますよ」

・・・あっ!思い出した。それは何カ月も前に、私が自分でぶつけたキズを補修した跡でした。

その後の詳しい見分によって、バンパーには別の、横方向に広がったキズが見つかりました。あ、これか。

まったく軽微な衝突痕でした。修理はもちろんバンパー交換ではなく、塗装だけをお願いしました。