自動削除の油断

飲食店やコンビニの従業員が投稿した、不適切で破廉恥な動画が、大問題になっています。

仲間内ではバカ受けして「ヒーロー」だったかもしれませんが、表沙汰になった途端に奈落の底です。

こうなることがわかってりゃやらなかったのでしょうけど、後の祭りです。社会的に裁かれるしかありません。

自動的に消えるInstagramの「ストーリーズ」が、不本意な動画拡散の原因だったとも言われています。

油断してましたね。消えるよりも前に誰かが保存してネットに拡散させたら、もう2度と消せないのです。

悪質で反社会性の高い動画であればあるほど余計に複製されて、加速度的に拡散してしまいます。

もはやどのような力を持ってしても削除できず、ネットの海原で永遠に漂い続けることでしょう。

このような悲劇を防ぐためには、最初からそんな動画を作らないことです。

そしてこれは動画に限らず、写真でも文章でも同じこと。何らかの「表現」は必ず、責任を伴うわけです。

かくいう私は、InstagramもTwitterもやってません。やってるのはFacebookだけです。

しかしFacebookでは、当ブログへのリンクを張るか、限られたグループ内で投稿をするぐらいのものです。

もちろんそのグループ内投稿だって、公序良俗に反したり、誰かを攻撃したりするものでもありません。

Facebookは完全に実名投稿ですから、そもそもあまり恥ずかしい記事は書けないのです。

もともと私は、匿名での言論活動が嫌いです。あとで正体がバレて恥ずかしい思いをするのがイヤだからです。

最初から実名で、ネットで世界中に拡散しても構わないぐらいの気持ちで書いています。

ただ、その気持ちとは裏腹に、読者はあまり多くないようです。誰かが拡散してくれてもいいんですけど。