日本フィルハーモニー交響楽団の演奏会に行ってきました。クラシックに限らず、コンサートは久しぶりです。
場所は「市民会館シアーズホーム夢ホール」。正式名称が長い。
日本フィルは今月、九州各地(10カ所)でロシア系の曲などを演奏して回っています。今日の演奏曲は3つ。
(1)ムソルグスキー作曲/リムスキー・コルサコフ編曲、前奏曲「モスクワ川の夜明け」
(2)チャイコフスキー作曲、ピアノ協奏曲第1番
(3)ムソルグスキー作曲/ラヴェル編曲、組曲「展覧会の絵」
やはりコンサートって、いいですね。今日はあらためて、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-135.html" target="_blank" title="ダイナミック・レンジの広さ">ダイナミック・レンジの広さ</a>に恐れ入りました。
ド迫力の金管楽器に圧倒され、打楽器が腹にとどろいたかと思えば、遠くからトライアングルのかすかな響き。
それらがすべて、手前で激しくうねるバイオリンの波の向こう側に、明瞭に聴き分けられます。
1曲目は私もよく知らない曲で、静かに終わったので、聴衆は拍手するタイミングを逸してしまいました。
指揮者が振り返りながら、あれっ、と苦笑いしていたのには、申し訳なく思いました。
2曲目は有名です。こんどは第1楽章が終わった時点で、拍手が巻き起こってしまいました。
指揮者はしょうがないのでいちど振り返って軽く一礼。これは少々恥ずかしい展開ですね。
3曲目は、誰も間違いようがない終わり方。もちろん感動的。ただちに拍手とブラボーの声が響きました。
がしかし、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1144.html" target="_blank" title="残響音">残響音</a>が消えるまであと2秒、できれば3秒、待ってほしかった。これがいちばん残念でしたね。