リレーアタック対策

自動車のスマートキーの仕組みを悪用した、「リレーアタック」という手口の盗難事件が報じられてますね。

車から出ている微弱電波を増幅して中継し、自宅内のスマートキーから解錠信号を出させるようです。

あるいは、スマートキーからの微弱電波を増幅して車に届ける手法だと解説しているサイトもあります。

いずれにせよ、車から離れた場所にあるキーからの信号が利用されて、車が盗まれるわけです。

それは自宅だけでなく、スタバや銀行やクリニックの駐車場でも、同じことでしょう。

リレーアタックを防ぐためとして、昨日のNHKニュースが提案していた方法はしかし、私には非現実的です。

スマートキーを電波を遮断するポーチに入れるか、金属の缶に入れるか、アルミホイルで包め、だと。

通販サイトを見ると、いろんなデザインの専用ポーチが販売されていますが、私は買おうとは思いません。

だって、いちいちポーチに入れるのって面倒でしょう。まして金属缶やアルミホイルなど論外。

私が車で通勤するときには、スマートキーをいつも同じカバンの同じ場所の奥深くに格納しています。

実はこのカバンには、自宅とクリニックのカギが、伸縮するワイヤーで固定されています。

つまり、車のキーと自宅やクリニックのカギはいつも同じカバンの中にあり、切り離せないのです。

これは私が車で職場に着いた時に、「あ、カギ持ってくるの忘れた!」と慌てる事態を避けるための工夫です。

もちろん、過去に何度もカギを忘れて痛い目に遭ったあげくの、カギ忘れ防止策の最終形です。

通勤カバンは、車のキーと自宅と職場のカギの定位置であり、キーをカバンから出したくはありません。

なので、キーをカバンに入れたまま、自宅では電波を遮断することができないのかと、いま思案中なのです。

書斎に電磁シールド用のケージを置き、カバンはいつもその中に置く方法などを、真面目に検討しています。