不要FAX止まらず

迷惑メールとは限りませんが、不要なメールを毎日多数受信します。少なく見積もっても、数十通以上。

ときどき送信元サイトにアクセスして「配信停止」の手続きをするのですが、イタチごっこです。

ていうか今、「イタチごっこ」という言葉について掘り下げたい気分になりました。でも、今日はこらえます。

「メール」と書けば今は「電子メール」を指しますが、「ダイレクトメール」だとまだ、郵便物でしょうか。

郵送や宅配によって書類等が届く形式のダイレクトメールは、以前に比べてずいぶん減りました。

メールに比べて圧倒的に経費のかかるダイレクトメールは、その分余計に、お金をかけたものが目立ちますね。

意外と多いのが、不要FAXです。これもほぼ毎日受け取ります。

昨日受取ったものには「ファクシミリを拝借いたしますことをご容赦ください」と冒頭に書かれていました。

これはなかなか丁寧というか古風。どうやらホームページ作製業者のようですが、そんなIT企業がなぜFAX?

そうか。ホームページを立ち上げてない事業所がターゲットなんでしょうね。だからFAX。納得。

こんなのをいちいち印刷してたら紙代やトナー代のムダになるところですが、印刷なんてしませんよね。

複合機で受信し、LAN経由で診察室のMacで見て、必要なものだけダウンロードして、残りは削除します。

いずれにせよ、FAXを紙に印刷することは、返信が必要なフォームの場合などを除けばほとんどありません。

紹介先の病院や検査センターからの重要な連絡FAXに紛れて、さまざまな業者からFAXが届きます。

当院のことをご心配なのでしょうか、経営を指南してさしあげますという親切なFAXもたびたび届きます。

高価買取しますというFAXもよく来ますが、何度言われても、うちにマイクロバスなんてありませんから。

「次回からFAX不要」というチェック欄に記入して返信すれば、その手のFAXはたぶん、止まるのでしょう。

ですがこちらの電話代を使うのもシャクなので返信しておらず、したがって不要FAXは何度も来るのです。