綾瀬市の小学校で、プールの栓を閉め忘れたために水が流出し、水道代を109万円ほど損したというニュース。
担当職員ら7人が、損害の半額を賠償するとか。不注意が原因で、とんだ出費になりました。
でも許してあげましょうよ、悪気はなかったんだし。故意に統計をごまかした役人よりは、よっぽどマシです。
わが家でも時々、風呂の栓を閉め忘れたままお湯張りが行われ、入浴する段になって驚くことがあります。
裸になって浴室に入り、いざ風呂のフタを開けてみたら、お湯ゼロ。浴槽の底が露出してる。愕然。
「フタを開けてみたら」というフレーズは、こういう時に使うのかもしれません。
夏ならそのままシャワーで我慢することもできますが、冬だと厳しいことになります。
冬の入浴は、脱衣場が寒く、浴室がなお寒く、熱い湯船に浸かってようやく生きた心地がするというもの。
その期待の湯船が空っぽであると知った時の、その絶望感たるや、筆舌に尽くしがたいものがあります。
とりあえず服を着ます。まずは、さっき脱いだばかりの生温かい下着をつけるのが正しい選択です。
それからリビングに戻り、家人に事実関係を報告するとともに遺憾の意を表明し、再発防止を申し入れます。
家人からも、遺憾の意が表明されるとともに今後善処する旨が述べられ、本件は一応の落着を見ます。
まあそんなことよりも、厚労省の「毎月勤労統計」不正はひどい話ですね。
雇用保険の失業給付等の不足分以外に、それを返金するための事務費として195億円ほど必要とのこと。
納得できません。厚労省の不正行為の尻ぬぐいの経費を、どうして国民が負担しなければならないのでしょう。
この195億円については、不正に荷担した役人ら個人に負担していただくのがスジです。