最後の天皇誕生日

いまの天皇陛下の誕生日を「天皇誕生日」として祝う日は、今日が最後となりました。

日曜日と重なったため、翌日のクリスマスイブが振替休日になるという、ちょっとしたプレゼント付きです。

皇太子の誕生日は2月なので、来年は天皇誕生日の存在しない1年となりますが、それはまあ、いいでしょう。

どっちみち来年は祝日・国民の休日だらけ。春の大型連休は、史上最長の10連休になることが決定してます。

その10連休の間、暦通りに「全休」する会社・事業所もあれば、10日間休み無しの職場もあることでしょう。

大型小売店や交通機関が大型連休中に休業するはずもなく、従業員は休暇を取りにくい10日間になります。

このような場合、連休中に働きづめだった従業員には個別に、別の期間に大型の代休を与えるべきでしょう。

さて医療機関の場合です。

病棟はもともと年中無休ですが、外来は通常、暦通りに診療しています。ではまさか、10連休するのか?

おそらくそれぞれの病院経営者の判断で、連休中に何日かは外来を開けるだろうと推測します。

医者というのは基本的に、患者を見捨てられない性分なのです。

それにしても政府って、10連休で世の中が大混乱するかもしれないって、想像できなかったのでしょうか。

ちなみに当院は、10連休のうち3日間だけ、休診させていただく予定です。あとの7日はみっちり診療します。

そのかわり4月前半に3日ほど、臨時休診日をいただきます。火曜・金曜とつなげて5連休にする予定です。

私自身にとっても、めったにない長期連休になります。あ、いや、この年末年始の6連休は別として。