ガス爆発事件

札幌市のガス爆発事故は、除菌消臭用のスプレー缶によるものでした。その120本という本数にも驚きます。

廃棄するスプレー缶の中身を空にするためにガスを排出していた行為に、悪気はありません。

(追記:その後、すべて未使用缶だったと報じられました。どうやら別の問題がありそうです)

いずれにせよ、ガス抜き作業を室内で行うことが危険であることを知らなかったか、甘く見ていたようです。

不動産会社の店舗改装前の準備のつもりが、改装どころか破壊焼失することになってしまいました。

多くの人がケガをしたようですが、死者が出なかったことは不幸中の幸いです。

私なら、ガス抜きは屋外でするでしょうけど、偉そうなことは言えません。

缶に関連したことで言うなら、つい7,8年前には、けっこう危険なことをやってたからです。

それはBBQの準備で炭の火をおこすために、カセットコンロを使っていたことです。

網の上に炭をのせてコンロで焼くと、すぐに着火するので便利でした。しかしこれは、とても危険な行為です。

熱量の大きな炭が、コンロのカセットボンベを加熱するからです。一歩間違えたら缶が爆発するところでした。

そのことをネット記事で知り、すぐに止めました。これはホントに、絶対やってはいけません。

現在は、「煙突効果」を応用した火おこし器を使っています。安全で簡単で、しかもけっこう早いですね。

小学生の頃、近所の空き地でときどき友達とたき火をしていました。今の時代ならあり得ないことですけど。

どこからか拾ってきた、たき火用に側孔があけられた一斗缶に、燃えやすい物を入れて火を付けます。

いちばん問題なのは、火力が強くなった頃合いを見て、火の中にキンチョールとかの缶を投げ入れたことです。

遠巻きにしばらく見ていると、突然、缶が大音響とともに破裂し、火を噴きながら空中へ飛び上がります。

これもホントに、絶対やってはいけません。もう、50年ぐらい前の話なので、どうかお許しを。