ブログをやってる方ならご存じのように、日々の記事の投稿は、専用サイトにログインして行います。
その管理画面では、ブログのアクセス数などを毎日確認できますが、誰がアクセスしたかまではわかりません。
まして、誰が「拍手」ボタンを押したのかなど知りようもないので、その点は安心して拍手していただけます。
ところが一方で、たとえばFacebookでは、「いいね!」ボタンを誰が押したかは丸わかりです。
投稿者のみならず、その記事を読める人は全員、「いいね!」を押した人の名前の一覧を見ることができます。
なのでFacebookで「いいね!」する時は、その行為が他人に知られることを覚悟しなければなりません。
企業のページに「いいね!」すると、その企業の広告にいちいち、自分の名前が出てくるようになります。
それが一般企業ならまだしも、Amazonのような小売業者の場合には、困ったことになることに気付きました。
Amazonが扱う商品の広告にはいつも、私の特定の友達が「いいね!」したと記述されています。
それがどのような商品であっても、少々ヘンテコな物でも、その友達の「いいね!」が必ず添えられています。
Amazonという企業に「いいね!」したつもりが、個々の商品に「いいね!」した格好になってしまうのです。
これはその友達にとっては不本意なことであり、それによって誤った評価が与えられるなら不幸なことです。
Facebookって、収入源の98%が広告だそうですね。これはGoogleの86%をしのぐ、特異的な業態です。
最近私は、自分のFacebookの基本データから、「いいね!」していたページをいくつか取り消しました。
個人情報の扱い方が不安なFacebookへの自衛策です。Facebookの利用には、ますます用心が必要ですね。