イヤホンを付けて自転車に乗った男性が「ひき逃げ」容疑で逮捕された事件は、私には少しショックでした。
なぜなら、今年の10月ごろまで私は、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2475.html" target="_blank" title="「 AirPods 」(耳うどん)を装着して自転車通勤">「 AirPods 」(耳うどん)を装着して自転車通勤</a>していたからです。
周囲の音が聞こえるようにボリュームは小さくしていましたが、やはりいけませんね。もうしません。
男性は自転車で路地から飛び出して自動車と接触し、その自動車が急ハンドルを切って女性をはねたようです。
女性をはねたのは自動車ですが、その原因を作った自転車の男性がイヤホンしていて多分、不注意運転ですね。
しかも男性は医師。事故自体も問題ですが、救護もせずに現場から逃げたので大問題になってしまいました。
男性を擁護する気はサラサラありませんが、イヤホン装着が事故原因だったのかどうかは、別問題に思えます。
音楽に熱中していたとか、周囲の音が聞こえなかった可能性を言うのなら、自動車だって似たり寄ったりです。
なにしろ車は自転車よりもはるかに周囲の音が聞こえないし、音楽やラジオを聞きがら運転するのも当たり前。
スマホ片手の運転は言語道断ですが、たとえ電話がハンズフリーでも、運転への集中力を確実にそぐでしょう。
車内の会話で盛り上がっても運転に影響するでしょうから、1人で運転する自転車の方がよっぽどマシです。
だから思うのです。問題の本質がちょっとズレてないかと。
今回事故を起こした男性は、イヤホンよりもまず、一旦停止と左右確認義務違反の方が本質的な問題でしょう。
もしもイヤホンを付けてなかったら、ちゃんと一旦停止したのでしょうか。私にはそうとは思えません。
まして、救護義務違反はまったく別次元の犯罪です。
とは言え、イヤホンを付けたまま自転車に乗るのは、安全運転意識の欠如をアピールするようなもの。
たとえ安全運転をしている自信があったとしても、常識としてイヤホンは避けなければなりませんね。