消費税増税後の消費の冷え込みを防ぐために、政府はあれこれ対策を検討中のようですが、愚策ばかり。
最悪なのが、中小の小売店でキャッシュレス決済で買い物をした場合の、2%分のポイント還元。
前回の増税時には御法度だったのに、こんどは堂々と官製の「消費税還元セール」が行われるわけですか。
まさかすべての取引で2%還元したのでは、増税した意味がありません。
そこで、ポイント還元を中小の小売店に限定するという、一見「中小零細商店対策」を装ったところが姑息。
だいたい、増税に便乗して、キャッシュレス決済を推進しようという考え方も問題でしょう。
キャッシュレス決済率の少ない中小零細商店に対して、実際にどれほど有効な施策になるか不明です。
1年程度の暫定措置なのに、設備投資を考えたら導入に踏み切れるものでしょうか。
消費者も、カードやスマホ利用に慣れた層が得をして、ご高齢の方などが損をするという構図になりそうです。
かく言う私は、なるべく現金を持ち歩かない方なので、カード決済でポイント還元があるというのは朗報です。
少し前まではEdy払いも多かったですが、最近はApple Payか、Apple Pay以外のカード払いがほとんどです。
ちょっとした外出の際は、iPhoneのケースのポケットに運転免許証とクレジットカードを挟んで出かけます。
すごく残念なことは、いちばんよく使うカードがApple Payに対応してないことですが、それはまあ別問題。
いまどき、コンビニやスーパー等ではほとんどキャッシュレスですね。例外は「コスモス」ぐらいか。
いやホント。来年までにカード決済を導入しないとヤバイですよ、コスモスさん。