文書やパンフや請求書など、あらゆる紙ベースの印刷物を、私は原則としてスキャンして保存しています。
重要なものは紙のオリジナルも保管しますが、実際に参照・再利用するときに使うのはデジタルデータです。
それらはEvernoteなどのアプリで管理したり、pdfファイルのまま整理したりしています。
デジタルデータは、検索や再利用や加工のしやすさに加えて、異なる端末で同期できるところが良いですね。
さらに最近では、ちょっとした覚え書きなどを書くのにも、MacやiPhoneを使うようになりました。
電話は、その内容をMacやiPhoneにメモしながら通話するので、紙のメモのような散逸もなくなりました。
では、これが理想的な状態なのかと言えば、否。デジタルメモではできないこともあります。
何らかの作業において、アイデアやイメージを書き出しながら考えをまとめるのは、紙でなきゃだめですね。
まあiPadを使えば、紙ベースに近い作業ができるかもしれませんが、書き殴り感が十分には表現できません。
さらに、もっとイメージを膨らませようとするときは、ホワイトボードが最もふさわしいと思います。
少なくとも私は、ボードにマーカーで書いたり消したりしながら作業するのが、いちばんはかどります。
ホワイトボードは、複数人数がプレゼンや議論に使うイメージがありますが、一人だけで使っても有効です。
頭の中のアイデアを「ブレインストーミング」的に抽出して、思考を深める作業に使えるからです。
<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1994.html" target="_blank" title="ドラマ『A LIFE』">ドラマ『A LIFE』</a>では、キムタクが巨大なホワイトボードに書き殴りながら、考え込むシーンがありました。
あれをマネて私も、書斎に大きなボードを設置し、作業中のいろんな事柄を書き込んで、毎日眺めています。
計画やアイデアの全体像を俯瞰できることも、大きなボードの利点。パソコンの画面じゃピンときませんね。