ANAの新運賃体系

ANAは、国内線航空券の運賃制度を大幅に刷新し、搭乗日の355日前からの予約・購入が可能になりました。

それが今日、9月3日からです。今日以降は毎朝9時半に、その355日後のチケットが発売されます。

今日の355日後は来年8月24日。つまり今朝9時半から、8月24日の航空券が買えるようになったわけです。

さらに経過措置として、今日の午前0時から、8月23日までのチケットが全部自動的に発売開始となりました。

ちょうど私は、来年5月の羽田–熊本の往復航空券を購入する必要があったので、昨夜予約作業を行いました。

発売時刻の少し前からANAの予約サイトを立ち上げておき、臨戦態勢で0時を待ちました。

0時0分1秒に空席検索ボタンをクリックしたところ、まだ早すぎた模様。5秒後のクリックで反応あり。

まあそれにしても、チケット代が高い。半年以上も前なのに高い。それもそのはずで、ANAの新運賃体系は、

(1)まず「定価」で先行発売し、(2)しばらくして「特価」で発売し、(3)だんだんと価格が上がる

という戦略に変えたのですね。早ければ早いほど安いワケではないのです。まあ、うまく考えたとも言えます。

たしかにそのおかげで、私は大型連休中の航空券を容易に入手することができました。

でも、絶対その日のチケットが欲しいから高くても買う人間の、足元を見るような料金体系にも思えますね。