イヌのオシッコ

愛犬・花(はな)は室内犬なので、オシッコするときは決められた場所(トイレ)で、しゃがんでします。

人に見られていると気になってすぐ中断するので、飼い主はその最中には見ないようにしてやるのがルール。

メス犬なので、オシッコのときに片足を上げたりはしません。狭い範囲内にきちんと排尿できます。

だから考えてみると、オス犬の室内犬って大変ですよね。

オス犬が片足をあげてオシッコする理由は、みなさんご存知のことと思います。

神様にもらった足に、オシッコをかけないようにするためですよね。そんなことは常識です。

あと、もう一つ理由があって、できるだけ高い位置にマーキングするためだといいます。ま、それもあるか。

最近読んだ記事では、小型犬ほどよけい足を上げて、より高いところにマーキングしようとするらしいですね。

虚勢を張るわけです。だから逆に大型犬は、あんまり足を高く上げないのでしょう。その必要が無いから。

小学校のとき、ブロック塀をできるだけ高い場所まで濡らそうと、よく友達と競ってたのを思い出します。

花ちゃんは、番犬としてはきわめて優秀で、近隣に異変を感じるとただちに吠えて警戒・威嚇します。

わが家の周辺道路で子どもの声やバイクの音がしたら、室内からでも激しく吠えたり庭を走り回ったりします。

よそのイヌの散歩を見つけても、猛然と吠えます。宅配業者が来たらもう、狂ったように吠えまくります。

ところが、それらはすべて、自宅に居るときに限定した威嚇動作のようです。

いったん散歩に出ると、人が変わったように(犬が変わったように)、妙に大人しくなるからです。

他の犬や宅配車に出会っても、吠えるそぶりもありません。それどころか近づいて愛想を振りまく始末。

生垣や窓ガラス越しには激しく吠えるのに、外で会ったら尻尾を振る。決してヘタレなのではありません。

散歩に出たときは、自宅を守る仕事は不要なのでしょう。番犬は、あくまで自宅における職務なのだから。

大腸3D-CT検査

「がんドック」を受けてきました。「カンドック」じゃありません。それは「チャングム」の養父。

とくにがん検診に的をしぼった、画像診断を主体とする<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1704.html" target="_blank" title="人間ドック">人間ドック</a>です。

今回も病院に早く着きすぎましたが、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2359.html" target="_blank" title="前回">前回</a>と同じ轍は踏みません。読み物を持って行きましたから。

その『日本史真髄』(井沢元彦著)がすごく面白くて、待ち時間が短く感じるほどでした。

井沢氏の『逆説の日本史』数冊分を凝縮したような内容ですが、最新ネタも加えてあって面白い。

『逆説』を以前読んだとき、面白いけど少々回りくどいと感じましたが、『真髄』は簡潔ですね。

それを熟読する合間に、検査を受けたような、そんな1日でした。

大腸のCT検査は、内視鏡検査よりもずいぶん楽でした。なにしろ、飲まされる下剤の量が少ないのです。

もちろん、多少の下剤や、それに加えてバリウムをあらかじめ飲みますが、それはたいしたことありません。

撮影時に、お尻から炭酸ガスを注入されますが、まったく苦痛ではありません。

64列マルチスライスCTなので、撮影時間も秒単位。それを体位を変えて撮る。以上。

検診センターでは、各検査部署の窓口でいちいち、名前と生年月日を言わされます。本人確認のためです。

自分の名前と年齢が、周囲の待合室の人たちに丸聞こえなのは、人によってはイヤかもしれませんね。

下剤を飲む専用の部屋では、十数人の男女が、下剤を飲んだりトイレに行ったりを繰り返しています。

そこへ職員が巡回して、便の色や状態はどうだったかと訊いて回ります。それを答えるのも女性には酷ですね。

そうそう、名前の書かれたリストバンドを待合室で装着するのですが、スタッフが次のように尋ねました。

「お尻を拭くときはどちらの手を使われますか?」

邪魔にならないように反対側の腕に着けるのが目的なのでしょうけど、尻の拭き方まで周囲に丸わかりです。

「1回目は念入りに右手ですが、2回目からはサクッと左手で、最後の仕上げはやっぱり右ですかね」

なんて言ってやろうかと思ったけど、実際には、常識人として振る舞いました。

経過措置の最終年度

65歳以上の高齢者全員を対象とした、肺炎球菌ワクチンの定期接種の「経過措置」が、今年度で終了します。

現時点で65歳以上の高齢者はすべて、この5年間の経過措置の間のどれかの年度に、接種対象となりました。

来年度からは、ちょうど65歳の方だけが対象となり、66歳以上の方は二度と接種対象とはならない方向です。

ワクチンの接種率は、年度によって多少ばらつきますが、おおむね35%前後という低い数値だったようです。

ではなぜ、約3分の2の高齢者が接種対象なのに接種しなかったのか。私なりに総括すれば、

(1)無料ではなかった

小児のワクチンとは異なり、「定期接種」なのに自己負担額がけっこう大きい。熊本市は4,600円。

対象者が多すぎて(毎年700万人以上!)無料にはしにくいとしても、もっとずっと安くできなかったのか。

(2)経過措置ということがわかりにくかった

「5の倍数の年齢」の高齢者が対象と聞いて、5年ごとに接種対象の年齢になるのかと勘違いした方が多い。

たとえば平成26年度は80歳以上、次の年度は75歳以上と、年々対象年齢を広げていく方法もあったのに。

(3)国や自治体の広報活動がヘタ

TV–CMを使ったりもしてますが、対象者への個別の通知文書に、説得力と親切心がない。

国や市のサイトには、詳しい解説もありますが、高齢者相手にネット上で解説してもね。

このような低接種率に終わったことを踏まえて、国も自治体も、なんらかの手を打つことになるでしょう。

自治体のアンケート調査によれば、約3分の1の自治体が、経過措置終了後の独自の助成を考慮中とのこと。

つまり、経過措置の期間中に接種しなかった(できなかった)高齢者への救済措置です。

熊本市は残念ながら、このような独自の助成にはあまり乗り気な自治体ではありません。

しかしせめて、全国平均的なレベルでの助成は検討してほしいものです。

本当は自己負担額も下げて欲しいですが、すでに接種した人から苦情が出るので、今さら下げにくいですね。

猛暑対策でサマータイム

東京オリンピック・パラリンピックの暑さ対策として、政府はサマータイム導入の検討に入ったとのこと。

2年後も今年のような猛暑だとすれば、マラソンなどのスポーツをやるのは地獄ですからね。なんとかしたい。

それでサマータイムを導入して、朝7時スタートを実質5時スタートに早めちゃおうというわけですか。

よく考えましたね、そんなアホなコトを。もう、バッカじゃないの、って言いたくなる。

マラソンが心配なら、マラソンのスタートを5時にすればいいだけの話でしょう。

その他の競技にしても、猛暑を避けるように、それぞれ可能な範囲で時間をずらせば済むんじゃないの?

それが結果的に、全種目を2時間前倒しすることになったとしても、それはそれだけのことですよ。

なぜそのために、日本中の時間を2時間早めなくちゃならないのですか。浅はかとしか言いようがない。

夕方に行う予定の種目が、逆に暑い時間帯に前倒しされることなど、問題点はすぐ思いつきます。

そもそも、真夏にオリンピックをぶつけておきながら、暑さは時差で克服しようなど、焼け石に水です。

従来から、サマータイム制には省エネなどの利点があるとされていますが、ホントかどうかはわかりません。

導入コストだって馬鹿にならないし、健康面での問題もある。2時間も早めるってことがまず、無謀すぎです。

仕事が終わっても妙に明るくて、昼間みたいな雰囲気になるのは、一見、楽しそうですが、大間違いですよ。

翌朝の起床がいつもより2時間早いことを考えると、リッチな夜を楽しむ訳にはいきません。

まだ宵の口のうちに就寝せねばならず、体内リズムが狂うことは間違いありません。

私は毎朝6時前に起床して7時前に出勤していますが、これを2時間早めるのは、無理。病気になりそう。

リサ・ラーソン展

近所のショッピングセンターで、少々怖い目つきのネコ(のぬいぐるみ)と目が合いました。

「マイキー」という名のそのネコの生みの親は「リサ・ラーソン」ですか。すみません。初めて聞きました。

帰宅してウィキりました。有名な、スウェーデンの陶芸家&デザイナーですか。勉強になります。

いろいろと検索してたら、ちょうどいま北九州で「リサ・ラーソン展」が開催されていることを発見。

小倉井筒屋。ちょっと遠いですが、クリニック用の備品購入も兼ねて、休診日の今日、行ってきました。

昔、北九州の病院に勤めていた頃、小倉にはとても立派なデパート「小倉そごう」ができたばかりでした。

私は月に1回、日曜日に、小倉そごうの医務室で半日過ごすバイトをしていました。

実際には、出勤時と退勤時に医務室に顔を出せば、あとは店内のどこかに居ればよいルールでした。

レストラン街で食事して、家族と買い物をしながらブラブラすれば、あっという間に帰る時間です。

その日の買い物にはそごうの職員割引が適用されるので、いつもあれこれ買い込んでいました。

転勤で北九州から高松に引っ越すと、まるで私を追いかけるように、高松にもそごうがオープンしました。

そごうはどの店舗も巨大で立派でしたが、小倉は開店から7年で、高松はわずか4年で、閉店となりました。

かつての自宅近所にあった黒崎そごうも閉店して、井筒屋が入りましたが、その井筒屋も来年閉店するとか。

福岡市とは正反対に、北九州市はどうも暗い話が多いのですが、今日の小倉井筒屋は結構、賑わっていました。

グッズもいろいろ購入。明日以降、当院のあちこちで、目つきの悪いネコが出没してると思います。

女子受験生一律減点問題

東京医大が入学試験で女子受験生の得点を一律減点していたことが、ひょんなことから表に出てしまいました。

さまざまな観点からの議論を呼ぶ問題に発展しています。

「時代錯誤も甚だしい」という論調もあれば、「男女別の定員を明記すればよい」という意見もあります。

西川史子氏が、「成績で上からとったら女医ばかりになるから仕方ない」と率直に発言して叩かれています。

女性の働き方改革の観点からは、男女の機会は均等であるべきでしょうけど、問題はその先です。

それは、病院という職場が少なくとも現状では、肉体労働のブラック企業だという点です。

求められたら必ず診療しなければならないという医師の「応召義務」は、女性に適応しにくい面があります。

外科系にはしばしば、パワハラに似た「徒弟制」が存在しますが、女医相手ではその指導もしにくいでしょう。

勤務医の長時間勤務は当たり前。連続36時間勤務もあれば、月に1日も休めない医者などたくさんいます。

私の心臓外科医としての20年余りの経験の中で、出会った女性心臓外科医は少ないですが、みな優秀でした。

頭脳も技術もセンスも、男女差はないと思います。ただ、連続長時間勤務という肉体労働には、不向きです。

48時間ぐらいシャワーも浴びないとか、週に5日ほど泊まり込むとか、そんな勤務を女性にはさせられません。

まして、妊娠や出産は最優先事項。結局は、男性が女性をいたわり、カバーしなければならなくなります。

ところが昨今、男性の労働時間でさえ、厳しく制限する方向に向かっています。もちろん、当然のことです。

女医の産休や育休による穴を、男性医師がうめることも難しくなるでしょう。

すでに現場(病院)のあちこちの部署で、女医の戦力が不安定なために、さまざまな影響が出ているのです。

ならば、女医の人数自体を最初から制限しておこう。そんな考えから入試に手を加えたのかもしれません。

東京医大のやり方には問題がありましたが、もっと大きな問題は別にあるということです。

次世代新幹線

次世代新幹線は、時速360kmで走るそうですね。将来は東京-札幌間を5時間で結び、飛行機に対抗するとか。

でも私は、電車の速度が速くなればなるほど、その運動エネルギーの大きさが心配でなりません。

新幹線は安全な乗り物だとずっと思ってきましたが、それは性善説に基づく考えだと、最近わかってきました。

車両メーカーもJRも乗員も乗客も周辺住民も、全員が正しく仕事し正しく行動することが前提の、安全です。

乗員が手抜きしたり、乗客や住民が予想外の行動を起こしたなら、これはもう、どうしようもない。

だいいち、乗客や周辺住民が車内や線路上で自殺するのを、どうやって防ぎますか。

まして、テロリストによる用意周到な破壊工作は、いまの新幹線のシステムでは絶対に防げないでしょう。

手荷物はノーチェックだし、線路ににも容易に侵入できることは最近の事件で証明されました。

乗客全員の手荷物チェックは現時点では不可能。線路への侵入を全区間で完全に防ぐのも無理なのです。

それと比べると航空機の場合は、保安検査があるし、滑走路にもそう簡単には侵入できません。

まして飛行中の機体を何らかの方法で攻撃するには、かなりの軍事力が必要です。

それに比べれば、新幹線のトンネルや鉄橋に時限爆弾を仕掛けることなど、テロリストにとっては容易です。

まして自爆テロなら、爆弾以外に何も準備が要りません(すみません、物騒なことばかり書いてます)。

16両編成の新幹線の座席数は1323席だそうですね。旅客機のざっと3〜6倍の乗客を乗せることができます。

その新幹線の営業速度をどんどん速めようとしていますが、その分、運動エネルギーも増えていきます。

福知山線事故は時速120km弱だったとされているので、360kmなら9倍以上の運動エネルギーになります。

車両重量も考慮したら、その差はもっとずっと大きくなるでしょう。考えただけで身震いしてしまいます。

保安検査を行って閉鎖された空間を走らない限り、新幹線は飛行機よりもずっと危険な乗り物かもしれません。

まあ、もっと危険なのは自動車でしょうけどね。

追い焚きできません

刃物を振り回していた男が取り押さえられ、「目黒の住宅街に刃物男」という見出しで報じられていました。

これが、キャベツを振り回していた男なら、「目黒の住宅街に葉物男」となるのでしょうか。

思い浮かんだことは、とりあえず書きます。

猛暑が葉物野菜の収穫に影響し、価格が高騰しているそうですね。スーパーには行きませんが、知ってます。

ウッカリほおばったら、口の中が傷だらけになるのが「刃物野菜」・・・また書いてしまった。

葉物野菜じゃないけど「ブロッコリー」を私が毎日食べてることは、当ブログの読者ならご存じと思います。

その「ブログ」を毎日更新していることも、当然知ってますよね、コレ読んでるんだから。

ほかに「ブロ」が付くモノで毎日続けていたものが、かつてありました。「朝ブロ(<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1130.html" target="_blank" title="朝風呂">朝風呂</a>)」です。

温かい風呂に入ると免疫系が活性化されると考えて、ひところは毎朝入っていました。

夏はまだ、いいのです。残り湯がちょうど良い温度で、寝汗を流すには最適でしたから。

冬ですね、面倒なのは。残り湯につかったら間違いなく風邪引きます。免疫系の活性化も間に合いません。

なので冬の起床後最初にしたのは、浴槽のお湯と浴室を温めることでした。

オール電化の風呂で残念なことは、シャワーが弱いことと、「追い焚き」ができないことですね。

最近の機種では追い焚き機能があるらしいですが、わが家にはない。あるのは「高温差し湯」のみ。

ところが差し湯だと、冬の朝の浴槽内の冷えたお湯は、なかなか温まらないのです。

少しでも温めるために、いったん湯船の湯を半分ぐらい捨てます。その減った湯に対して、差し湯をします。

もちろん、浴室暖房もガンガン入れます。そのようにして、熱々のお湯に首まで浸かって暖まるわけです。

朝風呂、今はもうやめました。電気代がかかるし、それに朝晩のシャンプーが頭皮に悪いと聞いたからです。

ところで以前、わが家の新築後に、町役場の方が固定資産税の評価額算定のために、建物調査に来られました。

図面を見たり、あちこちの扉を開けたり、キッチンの大きさを測ったりした後に、その方はこう尋ねたのです。

「お風呂は、追い焚きできますか」

「できません」と、私は即答しました。「差し湯ならできますけど」とは言いませんでした。

『M:I フォールアウト』

『ミッション:インポッシブル フォールアウト』 観てきました。

本日封切りの映画ですから、どのように注意して書いてもネタバレになりかねませんが、注意して書きます。

(でもなるべく読まないでくださいね、今後観に行く予定の方は)

朝9時前に映画館に行くと、子どもたちが大行列。目的は『インクレディブル・ファミリー』でしょうか。

『フォールアウト』の方は、客の入りは2割程度か。まあこれでも、他の映画の封切り日よりはだいぶ多い方。

ざっと客席を眺めたら、40〜60代ぐらいのオッサンがやたら多くて、ちょっと妙な雰囲気でした。

「007」シリーズでもそうですが、この手の映画は、誰が味方で誰が敵か、最後までわからないのが困ります。

昔のようにKGBが出てくれば単純明快なのですが、今は各国の諜報機関とテロリストが絡むのでややこしい。

もはや同盟国でも、自国組織ですら油断なりません。しかも逆転につぐ逆転。

もともと「M:I」シリーズは、二重スパイや裏切りが得意ですが、それがますます複雑になっています。

少しでも居眠りしたら置いてかれますからね。まあ、あのアクションだから、居眠りはできないでしょうけど。

どんでん返しには慣れているつもりですが、それでも結局、裏切られてしまいます。もちろん良い意味で。

それにしても「お面」ですよ、変装の。いくら精巧にできてるからって、そばで見ててバレないんですかね。

シリーズ第2作などは、ちょっと使いすぎじゃないのと思いましたが、今回はなかなか抑制的で効果的でした。

なんといっても、トム・クルーズのアクションには驚きます。どんな危険なスタントも、全部自分でやる。

撮影中に骨折して、しかもそのまま撮影を続けたとか。ああ、このシーンかと、映画見ながら思いました。

こんなことしてると、次は骨折じゃ済みませんよ。重症・重体になったらなったで、そのシーンも使うのかも。

Appleの株券

「Appleの株を買いませんか」 そんな広告を、以前はMac雑誌でよく見かけました。2000年頃の話です。

1株分の株券(=紙の株券)を購入して、それを額縁に入れて飾るのが主な目的(のはず)です。

これが結構な大きさで、しかもオシャレだったのです。あ〜あ、あのとき、買っときゃよかった。

いまネットで見たら、そのレアな当時の株券を、今も所有している人たちが自慢しています。悔しいです。

その頃までは1ドル前後をウロウロしていた株価ですが、いま上場来高値を更新中で、昨日は201ドルでした。

時価総額が、米株式史上初の1兆ドルに到達するのは間近と推測されています。

(と書いたと思ったら、8/2の株式市場で1兆ドルを突破しましたね:8/3追記)

株価上昇の要因は好決算ですが、意外なことに、iPhoneがその主因といいますから、驚きます。

販売価格が高すぎるとメディアから非難されていた「iPhone X」ですが、大きな利益を生み出したようです。

つまり、販売台数の落ち込みよりも、販売価格(平均単価)の上昇の方が、大きく寄与したわけです。

一口でいうなら、高くても買った消費者がそこそこいる、ということなのでしょう。

機能や性能が同じでも、デザインやブランド力を重視して、割高でもApple製品を買うことはあり得ます。

Apple信者に至っては、価格=お布施の額ですから、自ら進んで高価格帯の製品を選んだりもします。

そのようにして私は、80年代末からおよそ30年にわたって、浮気もせずにApple製品を買い続けてきました。

Appleがここまで成長してくれたことは嬉しい限りですが、その停滞期を微力ながら支えた自負もあります。

その証に、過去に私が所有したMac(SE/30含む)をすべて、手放さずに保管しとけばよかったと思います。

もちろん、株券も買っときゃよかった。