<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2484.html" target="_blank" title="JALで行ってANAで帰った話">JALで行ってANAで帰った話</a>を前に書きましたが、じつはこのたび、マイルの積算に進展がありました。
ANAのボーイング787型機がエンジンの整備改修を行うため、航空便に大きな影響が出た問題の後日談です。
日頃私は主にANAに乗っているので、たまに乗ったJALでマイルが付いても、それほど嬉しくないものです。
とは言いながら、あわててJALのマイレージ会員になった私の貧乏人根性には、あまり触れないでおきます。
ご存じかどうか、ANAには、マイルのほかに積算される「プレミアムポイント(PP)」というのがあります。
JALの場合だと「FLY ONポイント」と言いますが、両者の仕組みや目的はほぼ同じです。
これらのポイントは、買い物でも貯まるようなマイルとは異なり、実際に飛行機に乗らなければ貯まりません。
なので多くの方は、ANAかJALのどちらかに的を絞って、このポイントを一生懸命貯めているはずです。
かく言う私も、多少PPが貯まってきた時点から、もっと貯めたいと思い始めています。PP地獄の始まりです。
たびたび海外出張するような人でもない限り、普通の生活では、PPなどそれほど貯まるはずがありません。
しかしそれでもPPを貯めたい人は、PPを貯めるためだけの目的で、飛行機に乗ります。
これを「修行」と言い、さらに一定のPPに達して特定のステイタスを得ることを「解脱」と言うそうです。
予約していたANAの運航便が欠航してJALに振り替えられたとき、たしかに私はとてもガッカリしました。
マイルだけでなく、PPの獲得もみすみす逃したのですから。
ところがこのたびANAから、JALに振り替えたため搭乗しなかったANA便のマイルとPPの積算がありました。
通常、台風等による欠航に対しては、マイルやPPの保証はありません。実際に搭乗しなければダメです。
なのでB787がらみの欠航については、どうやら例外的な扱いです。利用者への手厚い保障が出るようです。
もしかすると、欠航に伴う費用の一切合切を、すべてロールスロイスに補償させるつもりなのかもしれません。
まあいずれにしても、私はANAとJALのマイル(とPPの)二重取りとなったわけで、悪い気はしていません。