「名門Z会、とまらぬ膨張」という日経記事に、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1317.html" target="_blank" title="Z会">Z会</a>にハマっていた高校時代を懐かしく思い出しました。
私がハマっていた理由は、
・全国の会員のレベルがきわめて高く(開成・灘・ラサールなどが常連)、チャレンジしがいがあった
・点数順に名前(ペンネーム)が掲載され、励みになった
・満点であれば、答案の先着順に掲載されるので、時間との闘いになり、それも楽しかった
いまでこそ幅広く事業展開しているZ会ですが、当時は高校生向け添削コースのみの、通信教育会社でした。
問題用紙が自宅に届くと、それを学校に持って行き、下校時に図書館に寄って答案を書くのが常でした。
図書館から帰る途中で郵便局に直行し、Z会に速達で返送します。
満点を取った場合に備えて、ランキングのトップに名前が掲載されるために、一刻も早く返送するのです。
そのようにして後日、成績が掲載された冊子が届くと、自分の順位がトップかどうかを真っ先に確認しました。
満点の受験生だけでも何十人もいるので、その中の1位になったときには、喜びもひとしおでした。
そういえばZ会の答案の送り先は、静岡の修善寺郵便局管内だったと記憶します(たぶん)。
全国の受験生を相手にする会社が、どうして修善寺のような田舎にあるんだろうと、当時は思ってました。
いま調べたら、最初は新宿にあったものの、戦時中に伊豆に疎開したそうですね。いまなお本社は静岡県です。
通信教育ですから、日本のどこにあっても大差ないのかもしれません。IT化が進めばなおさらですね。