イヌのオシッコ

愛犬・花(はな)は室内犬なので、オシッコするときは決められた場所(トイレ)で、しゃがんでします。

人に見られていると気になってすぐ中断するので、飼い主はその最中には見ないようにしてやるのがルール。

メス犬なので、オシッコのときに片足を上げたりはしません。狭い範囲内にきちんと排尿できます。

だから考えてみると、オス犬の室内犬って大変ですよね。

オス犬が片足をあげてオシッコする理由は、みなさんご存知のことと思います。

神様にもらった足に、オシッコをかけないようにするためですよね。そんなことは常識です。

あと、もう一つ理由があって、できるだけ高い位置にマーキングするためだといいます。ま、それもあるか。

最近読んだ記事では、小型犬ほどよけい足を上げて、より高いところにマーキングしようとするらしいですね。

虚勢を張るわけです。だから逆に大型犬は、あんまり足を高く上げないのでしょう。その必要が無いから。

小学校のとき、ブロック塀をできるだけ高い場所まで濡らそうと、よく友達と競ってたのを思い出します。

花ちゃんは、番犬としてはきわめて優秀で、近隣に異変を感じるとただちに吠えて警戒・威嚇します。

わが家の周辺道路で子どもの声やバイクの音がしたら、室内からでも激しく吠えたり庭を走り回ったりします。

よそのイヌの散歩を見つけても、猛然と吠えます。宅配業者が来たらもう、狂ったように吠えまくります。

ところが、それらはすべて、自宅に居るときに限定した威嚇動作のようです。

いったん散歩に出ると、人が変わったように(犬が変わったように)、妙に大人しくなるからです。

他の犬や宅配車に出会っても、吠えるそぶりもありません。それどころか近づいて愛想を振りまく始末。

生垣や窓ガラス越しには激しく吠えるのに、外で会ったら尻尾を振る。決してヘタレなのではありません。

散歩に出たときは、自宅を守る仕事は不要なのでしょう。番犬は、あくまで自宅における職務なのだから。