残念でした、今朝のベルギー戦。でも日本はよく戦った。今日はどうしても、サッカーの話題です。
休診日なので心置きなく夜中に起きて、ソファーに座って愛犬を撫でながら観戦しました。
前半からずっと良かった。鋭いパスがよく通るし、スピード感があるし、チャンスを生かして2点先制です。
これはすごい。まぐれじゃありませんよね。これが日本の実力。もしかして、勝っちゃうの?
時間帯が早朝でなければ、ビールを1本プシュッと開けて前祝いでもしようかと思うほどでした。
翌朝ビデオで観戦しようという人たち(家人も)が、可哀想でなりません。この歴史的快挙は、生で見なきゃ。
興奮してノドがひどく乾いてきましたが、画面から目を離したくなかったので、ビールどころか水も飲まず。
問題は、ベルギーに1点入れられたときです。まだ1点勝っているのに、いや〜な汗が出てきました。
逆転されはしないかと、不吉な気持ちが芽生えてきました。いや、そう思うこと自体が不吉。まだ勝ってる。
いやしかし、ヘタをしたら追いつかれてしまうという恐怖は、ますます強まります。
追いつけ追い越せと勢いに乗るベルギー選手は、おそらくアドレナリン最高潮で勢いづいています。
一方で日本チームは、追いつかれまいと守りながらも攻め続けるという、微妙に危機的な精神状態。
ああ、ついに同点。サッカーに限らず多くのスポーツで、追いつかれた方が圧倒的に不利です。同点なのに。
このまま延長戦にもつれ込んだら勢いで負ける、と思えてきた矢先、その前に決着がついてしまいました。
まるで昔見た、あの「ドーハの悲劇」を思い出す、ゲーム終了直前の、あっけない幕切れでした。
でも今日は、日本チームが一段階ステップアップしたような印象を受けて、誇らしい気持ちになりました。