トシのせいか、あるいは病気か、近年ますます<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-184.html" target="_blank" title="もの忘れ">もの忘れ</a>が激しくなってきました。
このことはもう、何度も書いてきましたが(たぶん)、何度も書いておきたいテーマです(覚えてるうちに)。
もの忘れを分類するなら、
(1)いま覚えたことをすぐ忘れる(記憶を保持できない)
(2)少し前まで覚えてたはずなのに、どうしても思い出せない(記憶を取り出せない)
の2つの要素があると思ってきましたが、もうひとつ、
(3)そもそも、最初からちゃんと覚えていない(覚える気が無い)
というのも、あるかもしれません。家庭内でみられる種々の軋轢は、おもに(3)が原因のような気がします。
記憶の保持や取り出しに関しては、まだ、対応策があります。記録です。メモです。
仕事や役所や家族親戚関係等の重要事項は、なるべくパソコンにメモするようにしています。
当ブログも、思いついたことをそのまま書いているような側面があるので、日頃のメモがとても重要です。
「へぇ」とか「ふ〜ん」とか「ウソ!」などと感じた小さな発見・驚きが、ブログのネタになるのです。
その重要なヒントをメモし、しかもどこにメモしたか忘れないように、基本的に使うアプリを限定しています。
パソコン使ってる時には、先日も話題にした「Evernote」に書いておくのが確実。
あるいは、MacとiPhoneでデータが同期している「メモ」にメモするのも便利です。
いま日経の「私の履歴書」では阿刀田高氏が連載していますが、6月13日掲載分に興味深い記述がありました。
(以下引用)
日々の生活の中でつねにアイデアのかけらを探している。思いついたことはとにかくメモにする。断片的な一行でもいい。これを怠ると、
──いいこと、思いついたんだがなあ──
あとでは思い出せず、釣り落とした魚を悔やむこととなる。
(引用ここまで)
あー、わかるわかる、なんて素人の私が言うのもおこがましいですが、でも同じなんですよね、私と。