<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-990.html" target="_blank" title="サッカーワールドカップ">サッカーワールドカップ</a>が始まりました。
昨日は、クリスティアーノ・ロナウドが<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-49.html" target="_blank" title="ハットトリック">ハットトリック</a>を見せてくれました。すごいです。
で、毎度のことですが、テレビでは「ロナウド」、新聞では「ロナルド」。これ、なんとかならんかね。
日本人が現に使ってる発音を重視するテレビと、現地の発音に即した表記にしたい新聞との、見解の相違か。
現地の発音が「ウ」と「ル」の中間なのが原因でしょう。4年前に議論されたときに、私はそう理解しました。
ただし、ポルトガルでは「ル」に近く、ブラジルでは「ウ」に近い発音だといいますから、ややこしい。
そもそも、外国語の発音をカタカナで表すことに限界があるのです。
語尾の「ル」だと、英語でも「ウ」に聞こえたりしますよね。「mail」は「メイウ」みたいに。
「メール」と「ロナルド」では「ル」の発音が異なるでしょうけど、正確なカナ表記ができないことは同じ。
子どもの頃、父の実家で古〜い英語の教科書を見つけたときのこと。
“ This is a pen. ” のフレーズに、フリガナがふってあって、「ズィス イズ ア ペン」でした。
最初にその言葉を聞き取って広めた日本人の、その聞き取り能力が、後の語学教育に大きく影響するようです。
のちに “ This ” は「ディス」表記になりましたが、それだって、「Th」の音を正確には表せてはいません。
関係ない話ですが、日本語でも「ル」と「ウ」の発音に分かれる言葉があることに、ふと気づきました。
私が子どもの頃(山口県在住)に「知っとる」と言ってた方言は、九州では「知っとう」です。
たぶん、知ってる→知っておる→知っとる→知っとう、なのでしょう(個人の意見です)。