米朝首脳会談が開かれたのは、シンガポールの「セントーサ島」のホテルでした。
シンガポール自体がマレー(シア)半島の先に位置する島国ですが、そのまた先っぽにある小島なんですね。
地図で見ると、ちょっとフラクタルな感じがいい。
セントーサ島って、シンガポールのどこにあるの?「先頭さ」(書かずにいられませんでした)
シンガポールは、いちどは行ってみたい国ですね。ほぼ赤道直下の、きわめて近代的な都市国家。
観光客が真っ先に見るのは「マーライオン」。大小何体かあるらしいですね。全部見ましょう。
それから、地震国日本人には想像もできない構造の、高層ビルの上に船みたいなのが乗ってるやつね。
そのホテルに、旅行サイトから宿泊予約を入れようとしたけど(試しに)、全然取れません。ずっと満室。
シンガポールの語源は、マレー語の「シンガプラ(Singapura)」。「ライオンの町」の意味だそうですね。
サンスクリット語でライオンを意味する「シンハ」が由来とのこと。
「シンハ」と聞いて、すぐに思い出すのは、タイの「シンハ(Singha)ビール」でしょうね、やっぱり。
ラベルにライオン(ていうかほぼ、獅子)の絵柄が描かれてるやつ。あの獅子が「シンハ」でしたか。
小泉純一郎元首相が、衆院解散回避の説得に来た森喜朗元首相に振る舞ったビールということでも知られます。
ライオンのような髪型がトレードマークの小泉氏ですから、シンハビールを愛飲していたと想像できますね。
「獅子」も「シーサー」も語源は「シンハ」。「狛犬」は高麗から伝来した獅子。結局みな、似てます。
「獅子の子孫」の意味の「シンハラ人」は、スリランカの主要民族。国旗にはまさに獅子が描かれています。
ライオンに由来する事柄って、世界中にありそうです。
古代の人は、百獣の王ライオンを神や王の権威と重ね合わせ、建国の神話に盛り込んだのでしょうね。