ブロッコリーの花

「ブロッコリー」を、ほぼ毎晩1株食べ続けて、もう7年ぐらいたちます。

栄養バランスとか、抗がん作用とか、血糖値の上昇を抑えるとか、もはやそんなことは、どうでもいいのです。

毎晩続けること自体が目的になってしまいました。

雑誌のブロッコリー特集に投稿したりしたせいで、患者さんからもときどき、質問を受けます。

「ブロッコリーって、体にいいんでしょう?」「美味しいんですか?」

前者の質問への答えは「なんか、そうらしいですよ」、後者には「どちらかと言えば、不味いです」

それでも毎晩続けているのは、止めるきっかけを失っているからです。

とは言え、時々食べない日もあります。

(1)外食した日:私の場合、これは極めて稀です。たぶん、月に1回以下。

(2)体調の悪い日:ブロッコリーなんて見たくもない、と思う日が、たまにあります。

(3)スーパーで品切れ、または値段が異常に高かった日:これが、意外と多いです。

国産品は、値段が高く、色が濃くて重みがあり、味も濃厚でズシッとくるので、1株食べると胃にもたれます。

外国産は、値段は安く、色が薄くてパサパサして、味は淡泊で食べていて味気なく、1株食べるのは苦行です。

ブロッコリーのあの、緑のツブツブはつぼみです。そのつぼみがだいぶ膨らんだものに、最近よく遭遇します。

黄色くなって、開花寸前のものにも出会います。適度な歯ごたえがありますが、美味しいわけではありません。

「ブログ」を、毎日投稿し続けて、昨日で丸6年を迎えました。

こちらの方は、たとえ外食しようと、体調が悪かろうと、仕事で疲れようと、毎晩必ず書いています。

毎晩書き続けているのは、いまさら止められないからです。止めるのがもったいなくて、それに怖いのです。

医療上の問題について真面目な考察を書く日もたまにありますが、たいていはパサパサした淡泊な文章です。

こう言っちゃナンですけど、書く方も書く方なら、読む方も読む方ですよ、みなさん。