休日当番医の診療時間

本日は、久しぶりに「休日当番医」でした。

この気候の良い時期の、大型連休真っただ中というのに、高熱の方がおおぜい押し寄せてきました。

すでに終息したと思っていたインフルエンザも、なぜかこの数日は来院者が出ています。

当院近隣の某高校や中学や幼稚園・保育園では、今現在インフルエンザが流行しているとのこと。驚きます。

そのほかに今多いのは、溶連菌感染とアデノウイルス感染です。今日も多かった。

休日当番医というのは、急病患者が受診するところだと私は思っているのですが、必ずしもそうじゃない。

血圧の薬が切れた人などが、休日当番医=休日に薬を処方してくれる当番医者、という認識で来院されます。

他院を定期的に受診している方が、薬の処方だけの目的で当院に来られることがあります。

まして、そのかかりつけ医の定期処方薬を今日から変えて欲しいという方もいて、困惑してしまいます。

休日当番医の診療時間は、朝9時から夕方5時まで、ということになっていますが、そう簡単にはいきません。

私は日頃から、困っている患者さんをむげに断ることができない性格なのです。

とくに当番医のときには、自分が診療を拒めば患者さんはとても困ったことになる、と考えてしまいます。

なので今日も、予約が途切れるまで診療を受け付けたところ、診療が終わったのは21時でした。

さいわいなことに、当院のスタッフはだれひとり不平不満を言わず、夜遅くまで仕事をしてくれました。

隣の門前薬局も、完璧な仕事を最後までしてくれました。

しかし、患者のためという名目で職員たちに長時間労働や残業を強いるのは、例外的であるべきです。

休日当番医の日以外では、ある程度杓子定規に、診療を打ち切ることも必要だと、いつも思っています。

思っていますが、どうしても超過気味に診療しているのが現状。スタッフにはいつも、心から感謝しています。

「ドベイキー」の日

心臓外科手術トラブル逆転修復ドラマ『<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2392.html" target="_blank" title="ブラックペアン">ブラックペアン</a>』第2話は、今日も出血との戦いでした。

術式は突飛だし、あちこちのディテールには閉口しますが、全体の雰囲気は意外と、リアルですね。

左室内に脱落してしまった人工弁を取り出すシーンを書き起こすと、こんな感じでした。

「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1987.html" target="_blank" title="メッツェン">メッツェン</a>、ドベイキー」と指示し、そのドベイキーを左室内に挿入して、人工弁の取り出しを始める渡海。

「ドベイキーで、直接人工弁を捕まえるというのか?!」と驚く手術スタッフ。

「ドベイキーで人工弁を?、弁に絡んでいる心筋が見えているというのか?!」と口にする准教授。

都合3回、何の説明も無く登場した「ドベイキー」が、今日の私の「ツボ」でした。

渡海が、左室内から人工弁をつかみ出すときに使った、そのピンセットの名称こそが「ドベイキー」なのです。

ドベイキーは、細い先端部の内側に細かい歯がびっしりと付いているのが特徴。物をしっかりつかみます。

持ち手の部分にも、他のピンセットには無い独特の窪みがあって、とにかく物をつかむことに徹した構造です。

その名前は、10年前に99歳で亡くなった心臓外科のパイオニア、マイケル・ドベイキー教授に由来します。

心臓外科医にとっては神様みたいな人ですが、ロシアのエリツィン大統領の手術を指揮した事でも知られます。

「大動脈解離」という病気では、「ドベイキー分類」という分類法もよく使います。

「ドベイキー」という言葉がドラマで何度も飛び交うのを見て、「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1953.html" target="_blank" title="サテンスキー事件">サテンスキー事件</a>」を思い出しました。

リアリティーのために、何の解説もなく特殊な用語を連発するという、以前のドラマではあり得ない手法です。

喫煙習慣の拡散

「大人の何%がたばこを吸っていると思うか」

中学生にアンケートをとったら、「男性の6割・女性の4割が喫煙者」だと誤解していた、という調査結果。

静岡の保健所長が、先週開催された日本小児科学会で発表しました。

残念ながら、私はその学会に参加できず詳細がわからないので、以下は、推測を交えて書き進めます。

コンビニ等でたばこを目にする機会が多いことなどが誤解を招いているのではないか、と分析されています。

男性の90%が吸っていると回答した生徒もいたらしいので、喫煙者が目に付くことは間違いないでしょう。

男性の6割・女性の4割というのは、中学生からみた、いわば「体感喫煙率」と考えるべきかもしれません。

目の前でたばこを吸っている大人は当然、喫煙者ですが、いま喫煙していなくても非喫煙者とは限りません。

電車やバスの乗客は誰も喫煙していませんが、その人たちの中には喫煙を我慢している人だっているはずです。

そのような「想像」も含めると、周りの大人の多くが、喫煙者に思えてしまうのかもしれません。

たばこは、自分の趣味や嗜好の目的で吸い始めるというよりも、最初は興味や勧誘がきっかけでしょう。

若者の周囲の喫煙率が高いと、やがて喫煙を始める可能性も高くなるだろうと推測できます。

現に、雀荘にもパチンコ店にも入り浸ることがなかった私には、ついに喫煙習慣が付かずに済みました。

同様に、いったん喫煙を始めた者が禁煙に成功するかどうかにも、周囲の環境の影響が大きいと思います。

社会の喫煙者の分布には「濃淡」があり、喫煙率が日本の平均値よりもはるかに高い集団が存在します。

そのような職場の喫煙者は、個人的には禁煙の意志はあっても、実際にはなかなか成功しません。

当院の禁煙外来で禁煙に成功した方が、後に喫煙を再開してしまうのは、たいてい同僚との飲み会からです。

禁煙しきれない者が、禁煙に成功していた同僚を、悪の道にそそのかすのです。

受動喫煙の問題も重要ですが、若者に喫煙習慣を拡散させない方策の方が、長期的にはより重要でしょう。

歴史的首脳会談

しでかした悪行を無かったことにはできませんが、やはり大事なのは今後でしょう。

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1280.html" target="_blank" title="3年前">3年前</a>に、次のように書いたことがあります。

「ガキ大将が、校庭のサルビアに人知れず水をやっていたりすると、彼の評判は、にわかに好転します。

 逆に、清廉潔白で売り出していた若手政治家は、ちょっとした軽犯罪事件によって、評判が地に落ちます」

ホットなニュースで例えるなら、前者は北の委員長であり、後者はTOKIOの山口メンバーでしょうか。

もちろん比喩です。委員長の過去の悪行はひどすぎるし、山口メンバーのしたことは軽犯罪ではありません。

しかしそれでも、今日の南北首脳会談は、和やかというか、なんか楽しそうでしたね。

なにしろ通訳が不要なので、いくら込み入った話でも、冗談でも何でも、ツッこんで話し込めるのがいい。

じつは昨日までの私は、次のような可能性を考えていました。

(1)形ばかりの首脳会談が行われるが、和やかさゼロ、むしろ険悪な雰囲気で終わる

(2)委員長が軍事境界線を越えた瞬間、謎の男(実はCIA工作員)に狙撃され、北の独裁政権が終焉する

(3)板門店が謎のミサイル(じつは米軍)攻撃に遭い、両首脳が爆死する

ハリウッド映画じゃないんだから(2)や(3)はともかくとして、実際には(1)ですらありませんでした。

そして会談の中継を見ているうちに、うかつにも、委員長が「いい人」に見えてしまいました。

南北が友好関係になるのは良いことですが、共通の敵(?)である日本には、厳しい時代になるかもですね。

(追記)

と書いたら、「共通の敵とは何事か」とお叱りを受けたので、最後の文を次のように修正します。

南北が友好関係になるのは良いことですが、日本が手放しで喜んで良いことかどうかは、まだわかりません。

沖縄旅行前接種殺到中

毎日のように、成人の方が麻疹/風疹混合(MR)ワクチン接種のために来院されます。

まったく同じ書き出しのブログを、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1807.html" target="_blank" title="2年前">2年前</a>にも、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-619.html" target="_blank" title="5年前">5年前</a>にも書きました。

2年前には千葉や関空で発生した麻疹(はしか)ですが、いま問題になっているのは沖縄です。

大型連休で<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2389.html" target="_blank" title="沖縄旅行">沖縄旅行</a>を計画中の方など、ワクチンの接種を希望する方が当院にも「殺到」気味です。

このことについて、電話等でお問い合わせいただくことがあまりに多いので、この場でご説明しておきます。

Q. 来週沖縄に行くのだが、いまワクチンを接種しても間に合うのか?

A. 間に合います。副反応を観察する期間が足りないだけで、旅行の前日に接種しても効果はあります。

Q. あらかじめ血液検査をして免疫の有無を調べてから、必要な場合にのみ接種をすべきではないか?

A. 時間的に余裕があればそうしてもよいですが、とにかく予防第一なので、まず接種しましょう。

Q. 麻疹/風疹混合(MR)ワクチンではなく、麻疹(単独)ワクチンは接種出来ないのか?

A. もうできません。もともと流通量が少ない上に、今回の件で麻疹ワクチンは品薄。すでに入手困難です。

MRワクチンを接種しても、麻疹予防効果は麻疹単独ワクチンと同じです。接種料金は高いですけどね。

しかしそのMRワクチンも、今後の流行の広がりによっては不足する可能性があります。

2年前にはちょうど、北里第一三共の<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1490.html" target="_blank" title="MRワクチン回収騒ぎ">MRワクチン回収騒ぎ</a>が重なって、ワクチン不足は極めて深刻でした。

その北里のワクチンがようやく国家検定に合格し、2年半ぶりに、今月3日から販売が再開されたばかり。

まさにそのタイミングで、沖縄で麻疹が発生し始めたわけで、偶然にしてもできすぎですが、偶然でしょう。

ともかく悪いことは言いません。不安を感じて沖縄に行くぐらいなら、その前にMRワクチンを打ちましょう。

カンフル剤

「カンフル剤」って何ですか?、というご意見を頂戴しました。<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2394.html" target="_blank" title="昨日のブログ">昨日のブログ</a>で書いた言葉についてです。

「カンフル」とは「樟脳(しょうのう)」のこと。昔は蘇生薬とか防虫剤の定番でした。

いまは薬としてよりも、比喩的な使われ方がほとんどです。いや、それももはや死語かもしれませんね。

起死回生の切り札としてのカンフル剤は、一時的に状態を改善させても、病状を根治させる薬ではありません。

ちなみにカンフル(樟脳)という化合物は、元々は「クスノキ」から精製されました。

当院の近隣に「楠」という地区があるので、クスノキという名称にはなじみがあります。

昭和43年、団地開発中のその地に数本の楠があったのが地名の由来だと、楠小学校のサイトにありました。

その楠に隣接して「楡木」という地区もありますが、どうしてクスノキは楠で、ニレノキは楡木なんでしょう。

たぶん、植物の名称としては「クスノキ」と「ニレ」なのでしょう。

「楠」と同様に、漢字一字で語尾が「ノキ」の木には、「エノキ(榎)」と「ヒノキ(檜)」が思いつきます。

これらの漢字に含まれる「ノキ」は、元々は「の木」だったと考えるのが自然でしょう。

最初は「楠(の)木・榎(の)木・檜(の)木」だったのが、やがて「楠・榎・檜」になったというわけです。

これらはいずれも大昔から日本にある植物で、長い年月の間に表記が簡略化されたものと推測します。

徒然草には「榎木の僧正」が出てきます。鎌倉時代には「榎」ではなく「榎木」だったことの証です。

同時代には「楠木正成」という人物もいましたね。その頃はまだ、「楠」ではなく「楠木」だったのでしょう。

こういう想像を巡らすのは楽しいのですが、学者によるちゃんとした論文や解説をぜひ読んでみたいものです。

ちなみに楠木正成は、鎌倉倒幕の「カンフル剤」として活躍しましたが、最後には不本意な結末を迎えます。

カンフル剤というのは所詮、一過性の作用しかないわけです。

膿を出し切る

「信なくば立たず。国民の信頼を得るために(略)必ず全容を解明し、うみを出し切っていく決意だ」

安倍首相はこのように、「モリカケ」を含む諸問題の全容解明に全力を尽くす考えを述べました。

申し訳ないですが、遅きに失した感が否めません。それに「うみを出し切る」ことができるとも思えません。

「うみ(膿)」を出すためには、病巣を穿刺または切開する必要があります。当然、膿とともに血も流れます。

しかも膿は、一塊にまとまった「膿瘍」という状態でなければ、容易には排出(排膿)することができません。

あごの吹き出物は、膿が溜まって白い状態にならなければ、針を刺しても膿は出ません。出るのは血だけです。

いまの政権や官僚の病状は、至る所に膿が広がった「蜂窩織炎」の状態であり、局所切開では治りません。

こういうとき人体では、抗生剤の全身投与を行いますが、さて、政治問題に対しては何が特効薬なのでしょう。

勢いを取り戻すための起爆剤を「カンフル剤」などと言いますが、今回はちょっと違うかもしれませんね。

いまの政権や官僚が、なんの改革もなくそのまま元通りの勢いだけを取り戻してもダメだからです。

しかしもしも、政権が本気で病巣を根治させる気構えがあるのなら、ここらで一発カンフル剤が欲しいところ。

北朝鮮問題が急転しつつあるいま、国内問題でガタガタしてる場合でもないですしね。

まずはその外交で、安倍首相には起死回生の活躍をしてほしいものです、とりあえずは。

ハラスメント

診療中に患者さんから「ドクハラ」という言葉を聞いて、ドキッとしましたが、私のことではありません。

他院の某先生の心ない発言がストレスになり体調を崩した、という方の話です。

政治家や役人の「セクハラ」や「パワハラ」が話題ですが、他にも多くの「ハラスメント」がありますね。

「アカハラ」(アカデミックハラスメント)

大学で、教授などが部下に対して行う嫌がらせのこと。大学病院のドラマなどでも、おなじみです。

「アルハラ」(アルコールハラスメント)

イッキ飲みの強要はコレ。私が学生の頃は、それが伝統・慣習だと思っていましたが、もちろん間違いです。

「エーハラ」(エージングハラスメント)

年齢を理由とした嫌がらせ。「若いくせに」も「年寄りのくせに」も「いい年して」も、すべて該当します。

さいわい、辞書を引いても「ツルハラ」は出てきませんでしたが、あるとしたら、こんな意味か。

「ツルハラ」(ツルミハラスメント)

むりやり仲間に引き込んで、いつも「つるむ」よう強要する嫌がらせ。

例の事務次官は、録音されたセクハラ音声がしつこく報じられています。何度聞いても恥ずかしい。

セクハラは決して正当化できませんが、あそこまではずかしめなきゃいけませんかね。まさに「晒スメント」。

『ブラックペアン』

TBSの日曜劇場『ブラックペアン』が、今日から始まりました。心臓外科モノなので、見るしかありません。

タイトルの「ブラックペアン」からまず想像したことは、天才外科医の繊細な「ペアンさばき」でした。

ちなみに「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-279.html" target="_blank" title="ペアン">ペアン</a>」というのは、何かを挟むときに使う手術器械で、大小様々な形のものがあります。

この手の医者モノのドラマ、とくに外科医モノは、『<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1994.html" target="_blank" title="A LIFE">A LIFE</a>』以来、リアリティーの追求が進んでますね。

今日の手術シーンは、ブタの心臓を使っていると想像しますが、本物の術野によく似せた描写でした。

リアリティーを出すなら出血だと言わんばかりに、やたらに出血する場面も多かったですね。

たしかにトラブルを描くなら、出血はわかり易い。私も勤務医時代の緊迫した局面を思い出してしまいました。

ただし、細かいことを言わせていただければ、血液噴出に拍動がなく、まるでホースから出る水のようでした。

さて、ブラックペアンと聞いて最初に思い出したのは、私の恩師、徳永皓一先生(元九大心臓外科教授)です。

徳永先生は、手術中の重要な局面でしばしば、「ブラックだ、ブラックを出せ」と指示を出されました。

この場合の「ブラック」とは、「スーパーメッツェンバウム」という種類のハサミのことを指していました。

手術で使うハサミには多くの種類がありますが、「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1987.html" target="_blank" title="メッツェンバウム">メッツェンバウム</a>」は、細長くて繊細な形のものです。

その中でも、組織が滑らずに切れるように刃に加工してあるものが、いわゆる「スーパーメッツェン」。

他のメッツェンと区別するために、持ち手の部分が黒く塗られています。だから通称「ブラック」なのです。

「ブラックペアン」と言うからには、よほど特別なペアンだろうと期待して、今日のドラマを見ていました。

しかし、裏切られました。なんなら、ズッコケたと言ってもいいでしょう。

教授が執刀を終えて、人工心肺のチューブを遮断する段になって、その特別な黒いペアンが登場したからです。

固いチューブを、その特別なペアンで挟むこたぁないでしょう。頑丈なチューブクランプを使えばいいのに。

せっかく面白いドラマなのですが、今後も毎回、ブラックペアンが登場するたびにズッコケそうです。

たまには洗車

今の愛車は<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1627.html" target="_blank" title="2年前">2年前</a>に買ったもので、年齢相応の落ち着いたセダンです。10年間乗るつもりです。

その前の車は、年も考えずにクーペを買いましたが、訳あって5年しか乗りませんでした。

理想的には、居住性に優れたセダンと、ドライブを楽しむクーペの、2台持ちしたいところです。

そういえば、変なジンクス(?)があって、私が新車を買うと、大地震が起きるのです。

今の車は、2016年の3月18日に購入し、最初の2,3週間は、阿蘇方面を何度もドライブしたものです。

ところが4月に、熊本地震が起きました。ドライブどころか、しばらくは洗車もしたくなくなりました。

その前のクーペは、2011年の3月4日に買いました。納車の1週間後に、東日本大震災が起きました。

ちょうど、新車で阿蘇方面をドライブしていたときに、車のテレビの音声で地震と津波の発生を知りました。

さて、車というのは少しでも汚れると洗いたくなりますが、しばらく我慢するうちに汚れに慣れてきます。

さらにいよいよ汚れがひどくなると、逆に洗車する気が失せてきますね。どうでもよくなるというか。

最近ずっと洗ってなかった愛車が、まさにその状態。そこで今日は久しぶりに洗車しました。

仕事を終えて帰宅すると、ちょうど日が陰り始めていて、洗車するのには良いタイミングだと思ったのです。

車にはそれなりに強力なコーティングをしているので、洗剤等は使わなくても、水洗いできれいになります。

ところが、拭き上げの頃には日が暮れて暗くなり始め、水滴の有無がよく見えなってしまいました。

洗車でいちばん大事なのは、水分の拭き上げだと私は思っているので、今日は最悪の洗車になりました。

やはり洗車は、曇りの日(の昼間)に限りますね。