旧友と痛飲

「旧友と痛飲」とタイトルを書いたら、「休養と通院」というフレーズを思いついたので書き留めておきます。

今夜は、学生時代の友達との飲み会です。彼とは高校時代の3年間同級で、大学でも同じ下宿でした。

しかし学部も違う彼とは、進路もまったく異なり、今日まで30年以上、ずっと会っていませんでした。

年賀状のやりとりをするだけの関係が、30年以上続いていたわけです。

卒業し、就職し、結婚し、子どもができ、その子どもたちも、成長し、就職・結婚しました。

しかし2人の男が再会して、子育ての苦労話ばかりするわけではありません。じゃあ、何の話なのか。

実はまだ、飲んでません。出かける前に、あらかじめブログを書いているところです。

飲んで帰宅後に執筆できる自信がないので(時間的にも肉体的にも)、今のうちに書いているのです。

大いに酒を飲むことを、なぜ「痛飲」というのでしょう。

飲み過ぎて、嘔吐(胃痛)・下痢(腹痛)・二日酔い(頭痛)が起きるからなのでしょうか。

転倒打撲による全身痛もあり得ます。あと、懐も痛みますね。

辞書によると、「いたく感動した」の「いたく(痛く・甚く)」と同じく、「ひどく」の意味のようですね。

「いとおかし」の「いと」とも同語源とか。なるほど。

「痛飲」のほかに、多量の酒を飲むという意味の「○飲」という表現を探してみると、たくさんありました。

「大飲」「満飲」は良くて、「乱飲」「暴飲」は良くない。「豪飲」は中間。あきれるほど飲めば「飽飲」。

牛が水を飲むが如く飲酒することを「牛飲」というそうで、さらに「鯨飲」なんてのもある。

今宵は、心楽しく飲む「楽飲」となることでしょう。