さまざまなネットアカウントのセキュリティ対策として、「二段階認証」が使われています。
最初は面倒に感じていましたが、いまでは当たり前の、むしろ心強い仕組みだと思います。
パソコンでの操作に際して、二段階認証のためのパスコードがスマホに送られてきたりしますね。
この場合、スマホ(私の場合はiPhone)が、私の身元保証をしてくれるわけです。
したがって、二段階認証を設定したからには、iPhoneをつねに携帯しなければならないということです。
今朝、出勤して、iPhoneを持ってくるのを忘れたことに気づきました。
どこかで落とした可能性は、ほぼないでしょう。まさか盗まれたとも思えない。たぶん、自宅にあるはず。
こういうとき、iCloudの「iPhoneをさがす」が便利ですよね。自宅にあることがわかれば、安心できます。
職場のMacでさっそくiCloudにサインイン。Apple IDとパスワードを入力。
すると、二段階認証の確認コードを入力せよと出た。でもそのコードって、iPhoneに送信されるんですよね。
iPhoneを探すためのコードが、iPhoneに出るとはこれいかに。
幸い、このようなケースに備えて、iPhoneを探すことについては、コード入力は必須ではありませんでした。
いま、スマホはすでに、通信や決済の機能を超えて、個人認証デバイスになりつつあります。
各種会員証も、スマホで提示できるものが増えました。JAFのデジタル会員証もそう。
これまで、財布を膨らませていた様々なカード類が、今後はどんどん不要になるだろうと期待しています。
運転免許証と健康保険証と印鑑登録証がデジタル化されたら嬉しいですけどね。技術的には可能でしょ?