結婚式と披露宴の間には、親族紹介タイムがあります。
両家の親族が向かい合ってずらっと並び、それぞれの代表者が、親族全員を紹介していく場面です。
おとといの長女の結婚式では、私が新婦側の代表として、ひとりひとりを間違えないように紹介しました。
30年前に私が結婚したとき、こちら側には私の親兄弟や叔父叔母が、向こう側に妻の親戚が並んでいました。
ところが今回は、その両家の親族が全部、こちら側(新婦側)に並びました。いまや全員私の親戚なんですね。
ああ、こういう風に、家と家が結びついていくんだなと実感した瞬間でした。
たぶん孫の結婚式のときには、今回の両家が、同じ側に並ぶことになるのでしょう。
こうした家と家との新たなつながりも、少子化が進んだ日本では、今後は減る一方かもしれません。
昭和40年代に年間100万件以上だった婚姻数は、平成22年は約70万件、昨年は約60万件と激減しています。
おまけに「完結出生児数(結婚した夫婦の間に生まれる子供の数)」も、2人以下に減っています。
今後しらばくは、人口が減り続けるのでしょうね。これを食い止める手立ては、結婚と出産の両方です。
ちなみに、誰にも必ず2人いるのは両親です。そしてその両親の両親(祖父母)は4人、曾祖父母は8人・・・
30世代ほどさかのぼったら、ご先祖様は10億人を超える計算になりますけどね。こりゃ面白い。