年賀状が減っています。元日に配達される年賀状は、この10年で4分の3近くになったとのこと。
SNSやスマホのメッセージに置き換わってきたのが原因だといわれます。
そうかもしれませんが、そうじゃないかもしれません。
私の場合、人間関係の広がりと共に、年賀状投函数はどんどん増えていましたが、そのピークは越えました。
今年新たに、10人ぐらいの方に年賀状を出しましたが、それ以上に、今年から出さなくなった方がいます。
年賀状ソフトでデータ管理をしているので、過去の年賀状のやりとりが、ずっと記録されています。
私が年賀状を出しても先方からは届かない、ということが過去2年間続いた方には、今年は出していません。
その方の事情は不明ですが、ともかく、年賀状のやりとりはお終いにする時期だと判断したわけです。
こうして徐々に年賀状の数が減っていますが、それは決してSNSやスマホが原因ではなく、「自然減」です。
表面的には、年賀状のやりとりが続いている方でも、それこそ本当に、形ばかりの賀状の方もいます。
前にも書いたように、私は手書きのひと言が大事だと考えている人間なので、手書きなしの賀状は疑問です。
手書きなしの年賀状が2年続いた方は、来年の投函は止めておこうかと、真面目に考えているところです。
先方にとっても、形ばかりの年賀状を私に差し出すのは、もともと気がすすまないはずですし。
私は毎年の年賀状をすべてスキャンし、相手別にファイリングしているので、内容の変化がよくわかります。
人によっては、私への賀状が完全に形式だけになって来たことが、はっきりとわかります。
たとえ形ばかりの年賀状であっても続ける意味はある、と考えてきましたが、それも程度問題ですね。