トランプ米大統領が昨日、北朝鮮との関係について、「1つのことだけがうまくいく」と意味深なツイート。
なかなか思い切った行動をとれないけれども、思わせぶりな言動は絶やさない姿勢のようです。
かつて北朝鮮と結んだ合意が守られなかったことについては、大統領は次のように述べました。
「(合意文書の)インクも乾かぬうちに合意は破られた ( agreements violated before the ink was dry )」
文書のインクなんて、1,2分ですっかり乾きそうなものですが、英語でもこのような比喩的表現するんですね。
日本語の「舌の根の乾かぬうちに」にも似ています。逆に、生きた人間の舌根って、乾くことあるんですかね。
最近、北朝鮮問題における、米政権中枢部での意見対立が話題になっていますが、
ティラーソン国務長官の「平壌と意思疎通するパイプがあり、暗闇の状態ではない」との発言に対して、
トランプ大統領が「時間の無駄だ」と切り捨ててみせると、
マティス国防長官は「北朝鮮と話し合う機会を模索しているだけで、話し合っていない」と取りなしました。
まるで、「新茶ぁ〜」「ふるい〜」「ふるかね〜」みたいなノリです。この3人、悪い関係じゃなさそうです。