腕時計で電話

新型の「iPhone 8」の売れ行きがイマイチなのは、11月に「iPhone X」の発売が決まっているからでしょう。

私も含めてApple信者はiPhone Xを待つだろうし、信者でなければ急いでiPhone 8を買う理由もないわけで。

先週は、iPhone 8と同時に「Apple Watch Series 3」も発売されました。

興味ない人は興味ないでしょうけど、Apple Watch Series 3が「単体の電話」になったのも注目点です。

これまでと異なり、Series 3は、iPhoneとは独立して単独で通話ができるのです。興味ないですか?

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1371.html" target="_blank" title="私のWatch">私のWatch</a>は初代です。ペアリングしたiPhoneが近くにある時にのみ、電話としての着信や発信ができます。

カバンの中にiPhoneがあれば、かかってきた電話をWatchで受け、会話を続けることができます。

ただし、腕を口元に近付けて喋るのは、まるでSFアニメかB級スパイ映画のようで、人前では避けたいもの。

急ぎの電話であれば、とりあえずWatchで喋り始めながら、iPhoneを手に取る、というのが通常です。

ある日、自転車で通勤中に、実家からの着信があったときのこと。

農道で人目が無かったので、走りながら通話を続けました。手をハンドルに置いたままでも、十分話せます。

ところが、話がこじれてケンカ腰になり、気がつくと市街地を大声でしゃべりながら走っていたのでした。

その光景はまるで、大声で独りごとを言い続けながら自転車に乗っている、危ないオッサンそのもの。

街中で人々が、Watchで堂々と通話できるようになるまで、まだしばらくかかりそうですね。