バーボンのあれこれ

愛飲しているのはスコッチウイスキーの<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2134.html" target="_blank" title="シングルモルト">シングルモルト</a>ですが、ときにはバーボン(bourbon)も飲みます。

昔は「アーリータイムズ」とか「ジャックダニエル」とか「ワイルドターキー」を、よく飲んでました。

先日、池上彰氏の番組で、「自由の女神像」はフランスからアメリカに贈られた、という話が出ました。

付け加えるなら、その贈り主は、イギリスに対抗してアメリカを支援していたフランス国王<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1709.html" target="_blank" title="ルイ">ルイ</a>16世です。

後にフランス革命で処刑された、ブルボン(Bourbon)朝の国王ですね。

米大統領は、ブルボン朝への感謝を込めて、ケンタッキー州の郡のひとつを「バーボン郡」と名付けました。

ケンタッキー州のウイスキーは、おもにバーボン郡の港(川の港)から出荷されたそうです。

出荷地の名前が樽に刻印されたため、そのウイスキーは「バーボン」と呼ばれるようになったとのこと。

面白いことにバーボン郡には現在、バーボンの蒸溜所はないそうです。

最近、ジャックダニエル(標準のブラック)を久々に飲んだら、妙に辛く感じてしまいました。

いつもシングルモルトばかり飲んでるから、味覚が変わってしまったのか、体だけでなく舌も肥えたのか。

ジャックダニエルの蒸溜所があるのは、テネシー州ムーア郡。

面白いことにムーア郡は、禁酒法施行以来ずっと、郡内で酒類の販売ができない「禁酒郡」だとか。

子どもの頃好きだったお菓子「ルマンド」の製造元、あれも「ブルボン」ですよね。

調べてみると、「ブルボン朝」か、コーヒー豆の「ブルボン種」の、いずれかにちなんだ命名だとか。

ブルボン種の由来の「ブルボン島」はルイ13世が命名したので、どっちみち元はブルボン朝です。

ブルボン朝つながりですが、バーボンを飲むときのつまみにブルボンのお菓子は、たぶん合わないと思います。