セイタイ調査

厚労省が3年ごとに行っている、「医療施設静態調査」の調査票が届きました。

医療施設の「分布及び整備の実態を明らかに」して、「診療機能を把握」するための調査です。

先日ブログに書いた「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2145.html" target="_blank" title="患者調査">患者調査</a>」はサンプル調査ですが、「静態調査」の方は全ての医療機関が調査対象です。

考えてみると、両調査はいずれも3年毎に行われているので、おそらく両者を統合して分析するのでしょう。

問題点が2つ。まず「静態調査」って言葉ですよ。「動態調査」と対をなす用語でしょうけど、聞き慣れない。

「セイタイ」と聞いてふつう思い浮かぶのは、生態か生体か、せいぜい声帯か整体でしょう。

これまで五十数年の人生で私が目にした「静態」は、この厚労省が使っている「静態調査」の時だけです。

医療機関などの開設・廃止などの調査が「動態調査」で、診療内容の調査が「静態調査」らしいですけどね。

例によって「オンライン回答」が推奨されていますが、これがまた問題。<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1114.html" target="_blank" title="Excelファイル">Excelファイル</a>での提出なのです。

Windows環境で厚労省サイトから回答用Excelファイルをダウンロードして、記入して、アップロードしろと。

だから、口を酸っぱくして言ってますけど、Excelのファイルで回答させるのはもう、やめてくれませんか。

先の「患者調査」でも、Macなので回答できないと申し入れたら、回答用紙がドサッと送られてきました。

紙への記入だと、こっちもだいぶ手間がかかりますけど、そっち(厚労省)の方も面倒じゃないの?

百歩譲ってExcelを使うとしても、マクロを埋め込まない単純なワークシートにはできないのですか。

そうすれば、Macの表計算ソフトが使えるんですけどね。

それが無理なら次回からは、Macユーザーは調査対象免除、ってことにしてくれませんかね。