厚生労働省の患者調査の対象施設に、当院はまた、選定されました。
3年前に選ばれた際には、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1114.html" target="_blank" title="ちょっとした不満ブログ">ちょっとした不満ブログ</a>を書きましたが、あれから3年ですか。
ていうか、この調査って、3年に1回行われているそうなので、当院は2回連続で選定されたことになります。
診療所では、全国約10万のうち6千施設が調査対象となるらしいので、2回連続の選定確率は0.36%です。
希といえば希ですが、考えてみると10万施設のうち360施設が同じ目に遭ってるわけですね。
3回連続のところも、22施設程度あるはず。確率的には、4回連続のところもありそうです。お疲れ様です。
それにしてもこの調査、3年前にも書きましたが、医療機関に面倒なことをさせるものです。
診療報酬請求時に提出するレセプトに含まれる情報を、あらためて提出させることのムダには呆れます。
厚労省は、医療機関にではなく、支払基金と国保連合にデータを照会すれば済むだけの話でしょう。
なんならサンプリング調査ではなく、全数調査だってできそうです。
ついでに言うなら、医療費の窓口負担(一部負担金)って、システムとしては洗練されてないですよね。
保険診療の患者窓口負担はゼロにして、医療費は保険者から医療機関に全額支払えばスッキリするのに。
患者の一部負担金は、保険者があとで保険料と一緒に請求すればいい。勤め人なら給料天引きでしょうか。
そもそも医療保険というのは、患者と保険者と国との間で、医療費の負担を一定の規則で分担する仕組みです。
その分担の配分には、医療機関は関係ありません。何割負担の患者であっても、診療内容は同じです。
医療機関にはただ、適切な診療と正しい請求をする責任があるだけです。