靴の汚れと左右差

その後、どうなったの?、という質問を受けたのが、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2128.html" target="_blank" title="8月1日のブログ">8月1日のブログ</a>。

お気に入りの水色のスエードの靴に、黒い靴墨のスプレーをかけてしまった、あの忌まわしき事件ですね。

購入した靴店に相談したら、ブラッシングやら何やらしてくれましたが、結局、無理ですね、との結末。

そのとき、この靴を購入したときに使った某クレジットカードの「動産総合保険」を思い出したんですね。

購入後90日以内なら、破損に対して補償(場合によっては新品と交換)してくれるというサービスです。

さっそくカード会社に電話したところ、購入後92日経ってますねぇ、というきわめて冷徹な返答。

たった2日のオーバーなんだから何とかしてくれ、とねじ込みましたが、ムダな抵抗でした。

どうしても諦めきれず、自宅の近所の靴や鞄の修理をしてくれる店に、ダメ元で持ち込んでみました。

今よりも悪くならなければ何をしても良いから何とかしてくれ、と泣きつきいたら、やってみましょう、と。

で、1週間後に引き取りに行くと、これがまた予想外の裏技で、汚れが目立たなくなっていたのでした。

鮮やかな水色のスエードの、左側のつま先付近が真っ黒に染まってしまった靴を、いったいどうしたのか。

なんと、右の靴も黒く染めたんですねぇ。両方の靴が、あたかも最初からつま先が黒い靴だったかのように。

ダメ元でお願いした私に対して、店主は大胆な逆転の発想で対応してくれました。

元の状態よりも確実に汚れは広がりましたが、左右差が無くなったので、一見して汚れに気付かないのです。

オシャレは足元から、なんて言いますが、靴なんてそれほどジロジロ見るモノじゃないですしね。