奇抜なまでにシンプルなデザインが好きですね、Appleは。きのう発表された「HomePod」のことです。
Appleの新作発表会(<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1715.html" target="_blank" title="WWDC">WWDC</a>)については、毎年その当日に、当ブログで取り上げてきました。
しかし、昨日の「WWDC17」にはあまり感動が無かったので、ピザの生地(記事)に負けてしまいました。
念のため追記しておきますと、昨日のピザの2枚目以降は、上手く焼けました。しかも美味しかった。
で、その、花瓶のようなHomePodですが、「家庭向け音声制御スピーカー」というカテゴリーの商品です。
この分野では、Amazonの「Amazon Echo」とGoogleの「Google Home」が先行しています。
そこへ満を持して、ていうかかなり遅れて、ようやくAppleが参入してきたわけです。しかも花瓶、または繭。
Amazon Echoに搭載されている、音声認識AI「Alexa」は、すでに一般家電への搭載も広がっています。
冷蔵庫や洗濯機や、あらゆる家電にAlexaが搭載されAmazon化していくとすれば、驚異(脅威)的です。
かつてはAppleが、iPodやiPhoneによって、人々の暮らしに入り込み、生活を一変させました。
次に生活を支配するとすれば、家庭全体のIT化だと考えられます。そこにAmazonが、一歩近づいています。
遅れて登場するAppleのHomePodに、はたしてどれだけの革新性があるのか。生活を支配できるのか。
デザインでいうなら、Amazon EchoやGoogle Homeも、それなりに洗練されています。今風です。
でもHomePodは、今風を通り越して未来的。リビングに置くなら、これでしょう。