「森友学園」が運営中の保育園が、事業停止に追い込まれる可能性がでてきました。
私にはどうでもいい「森友問題」ですが、保育園がいきなり閉園となると、困るのは園児とその家族です。
そうでなくても待機児童問題が深刻なのに、こんなことが原因で園児がとばっちりを食らうのは、いけません。
誰とは言いませんが、あのオバちゃん、なんとかしてほしい。
今朝のテレビのニュースで「保育園が授業停止になる」と言ったように聞こえたものだから、驚きました。
保育園でも「授業」って言うのか、へぇ、と感心してたら、画面を見ると「事業」でした。
「事業」が「ジュギョウ」に聞こえるのは、おかしいですか。私の耳の滑舌(?)が悪いのですか。
その反対に「授業」を「ジギョウ」と発音したり、「新宿」を「シンジク」と言ったりすることはありますね。
「拗音(ようおん)の直音化」というやつで、「シュ・ジュ」が「シ・ジ」と発音されるものです。
「手術」をゆっくり言えば「シュジュツ」ですが、「手術中」だと「シュジッチュウ」になったりします。
急いでるときには「スグ、シューツシマス」となったりもします。
これらはあくまで、くだけた日常会話で用いられるべき発音であって、正式なものではないはず。
ところが驚くべきことに、あのNHKが、「拗音の直音化」をつい最近まで「正式に」許容していたようです。
つまり、ニュース原稿を読むときに、「新宿」を「シンジク」のように発音してもよい、という規定です。
ほかにも「半熟(ハンジク)」「輸出(ユシツ)」などの直音化が認められて、使われてきたそうです。
東京出身者が多かったNHKが、東京方言(東京ナマリ)に配慮したものともいわれています。
1960年から続いていたこの取り決めは、驚いたことに、昨年12月にようやく廃止が決定されました。
やっぱりちゃんと発音しましょうよ、ということです。今頃ですか。