最近のドラマを見る限りでは、刑事が提示する警察手帳は、縦型の見開きタイプですね。
上に顔写真や所属・階級なんかが記載されていて、下には「バッジ」が付いてる、米国風のヤツです。
昔のドラマで警察手帳といえば、黒い手帳の表紙に「警察手帳」と記されたものでした。
その中身を開くシーンを見た覚えがありません。たぶん、内部に顔写真など無かったでしょう。
しかし、手帳の表面を見ただけで犯人は観念し(または逃げ出し)、市民は萎縮するのでした(ドラマでは)。
でもあんなただの黒い手帳なんて、ニセモノが簡単に作れるのに、と子どもの頃は思っていました。
一般企業でも、最近は顔写真付きのIDカードのような名札を、首からぶら下げている方が多いですね。
名札をぶら下げたまま、街中でランチする人もいるし、名札を付けたまま当院を受診される方もいます。
そのことで、どのような不都合が生じ、どのように悪用され、どんな犯罪に巻き込まれるかはわかりません。
少なくとも、自分のフルネームや職場や役職名を職場外でも晒し続けることに、メリットはないでしょう。
一方で、自分の職場内では、自分がその職場の従業員であることを、つねに掲示し続ける意味はあります。
当院でもスタッフは全員、顔写真と名前と職種が記載された名札を付けています。
今日は、当院の新しい職員の名札を作りました。うちの職員の名札のカードは、ずっと私の手作りです。
写真を撮って、名札用のカードのレイアウトに印刷して、カットして、専用のホルダーに入れたら完成です。
その作業をするためのカッティングマットを、今日は新調しました。
これまではA4サイズのマットで我慢してきましたが、今日は思い切ってA2サイズを購入。二階級特進です。
カッティング用の定規も、これまでの35センチから、今日は思い切って、50センチに飛躍しました。
いずれも、名札作成のためにはオーバースペックですが、新しい文具の購入は、いつも楽しいものです。