医療用ペンライト

診察道具シリーズ、第2弾。<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2037.html" target="_blank" title="先日">先日</a>は聴診器だったので、今日はペンライトです。

内科・小児科系の外来診療では、おもに口腔内を、たまに瞳孔を診るときにペンライトを使います。

以前は、すべての診察室や処置室等に、それぞれペンライトを配置していたのですが、やめました。

900円ぐらいの安いペンライトを多数購入したら、すぐに全部故障したからです。安物買いの銭失いです。

廉価品はスイッチ部分の耐久性が劣りますね。それに懲りて今は、ちゃんとしたモノを使っています。

それがウェルチ・アレンという医療機器メーカーの、医療用ペンライト(医療用照明器)です。

最初からコレを買っときゃ、いままでの無駄な買い物をせずに済んだのに、と思うのは毎度のこと。

このメーカーの耳鏡も、毎日使っています。勤務医時代には、手術用ヘッドライトでもお世話になりました。

ウェルチのペンライトは、作りがしっかりして質感が高く、光の色調も広がりも良いですね。スイッチも頑丈。

ただし専用のハロゲンランプが高額です。長く使えばしょうがないのでしょうけど、ランプがよく切れます。

あんまりたびたび切れるので私の方もキレて、とうとうLEDの替電球を買いました。これがまたやけに高い。

でも思い切ってLEDの替え球を買ったら、こんどは現在使用中のハロゲンランプが、なかなか切れません。

驚いたことにこのペンライトは、医療機器納入業者から買わなくても、Amazonでも売っています。

Amazonのサイト内の「検査・医療器具ストア」の商品って、思いのほか充実してますね。

「医療従事者のみ購入可能な医療機器が含まれています」という警告を見ても、たじろぐことはありません。

「あなたは、医療関係従事者ですか?」という質問が出たら、「はい」をクリックすれば買えるのです。

こういう確認方法って、どれだけ意味があるんでしょうね。