フィッシングメール

多くの迷惑メールに紛れ込んで、明らかなフィッシングメールを、ときどき受信します。

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2058.html" target="_blank" title="先日">先日</a>は、Amazonを偽装したメールについて書きましたが、数日前には、Appleを偽装したメールが来ました。

差出人と件名を見ただけで怪しいと思い、メールは開かなかったので、どのような内容だったかは不明です。

Appleのサイトに、フィッシングメールの見分け方と報告方法が記載されたページがあります。

その中のフィッシングメール転送専用アドレス宛に、私が受信したメールを送りつけておきました。

私の場合、差出人と件名ともに英語のみのメールはすべて、迷惑メールとして扱っています。

そんなメールを送ってくるかもしれない、外国人の友達がいないからです。

もしかすると、実は本当にAppleからのメールだったのかもしれませんが、その時はその時です。

少なくともAppleに関しては、日本語で送られてこない限り、フィッシングと考えて間違いないでしょう。

じゃあ日本語の件名なら大丈夫なのか、ということになりますけどね。

いずれにしても、メール内のリンクをクリックしない、という鉄則を守ることしかありません。

Appleからの警告や情報に見えても、リンクからアプローチせずに、Appleのサイトから入るべきでしょう。

ちなみに「フィッシング」は “phishing” と綴り、これは “fishing” の同音異義語ということになっています。

しかし意味は近いでしょう。 “f” を “ph” に置き換えて俗語を作る、ハッカー的な綴りというわけです。

“Vodafone” という電話会社もあるぐらいですから、英語圏の人たちの言葉遊びなのでしょう。

いずれにしても、釣られないようにしなければなりません。

ネットの脆弱性

「Windowsの脆弱性をついたマルウェア」などという表現を、よく目に(耳に)します。

OSって、最初から脆弱性のない完璧なものは作れないのでしょうか。

実際に使いながら、攻撃に遭ったらその都度すぐに修復し、だんだんと強化していくしかないのでしょうね。

わが家の庭の生垣が、近所迷惑なほどに茂ってきたため、先日業者の方に剪定してもらいました。

毎年2回行っている剪定ですが、とくに最近の問題は、愛犬・花(はな)の逃亡対策です。

生垣の隙間から何度も逃亡するものだから、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1746.html" target="_blank" title="前にも">前にも</a>書いたように、庭にネットを張っているのです。

最初は庭の一部にだけ張りましたが、その後も逃亡を繰り返すため、いまでは庭全体に張り巡らしています。

そのネットは、生垣に沿って下部は土に杭で固定し、上部は竹の横木にヒモで結んでいます。

剪定前に、このネットの上部の固定部分を、すべていったん取り外さなければなりません。面倒な作業です。

剪定後に、再びネットの上部を、生垣のあちこちに再固定していきました。これもなかなか疲れる作業です。

終わってみると、スッキリした生垣に、ネットが整然と取り付けられ、完璧な雰囲気に仕上がりました。

良い汗をかきました。

ところが、庭に花を放ってみると、見事に逃亡しました。ネットの弱い部分がすぐわかるようです。

実際に使いながら、逃亡に遭ったらその都度すぐに修復し、だんだんと強化していくしかないのでしょうね。

ミサイル日本へ接近中

北朝鮮がまた、ミサイルを発射しました。今回は、日本の排他的経済水域(EEZ)に落下したようです。

前回は、EEZ外への落下でしたが、安倍首相は「断じて容認できない。強く抗議する」と述べました。

今回は、EEZ内に落ちたのですが、首相は「断じて許すことはできない」と、ほとんど同じセリフです。

次回は、領海内に落ちるかもしれませんが、これもきっと「断じて許さない」のでしょう。

いくら「許さない」と言ったところで、強力な報復措置をとるわけでもなく、なんの効力もありません。

日本はいくら挑発されても、何もできません。結局のところ、米国が動かなければ何も変わらないのです。

安倍首相は今日、「北朝鮮を抑止するため、米国とともに具体的な行動をとっていく」と述べました。

ならばもしも、米軍が北朝鮮を空爆するとなると、自衛隊も協調して軍事行動を起こすのでしょうか。

米空母艦隊が、朝鮮半島周辺に集結しつつあります。威嚇のためだけとはとても思えない、不気味な状況です。

戦争は絶対に避けたいですが、日本のどこかの都市がミサイル攻撃されるのを座して待つのは、イヤです。

万一、米国が北朝鮮を先制攻撃することになった場合には、どうか敵に反撃のスキを与えないでほしい。

北朝鮮のミサイルはまだ、米国本土には届きませんが、東京をはじめ日本全土に届くのです。

受動喫煙は絶対規制を

「がん患者は働かなくていいんだよ」

自民党厚生労働部会でとびだした、大西英男・衆院議員によるヤジです。

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2016.html" target="_blank" title="受動喫煙問題">受動喫煙問題</a>では自民党内に規制反対論が根強い中で、このような失言は明らかに、反対派には逆風ですね。

その意味では、なかなか良いタイミングで問題発言をしてくれました。むしろ感謝申し上げたいぐらいです。

このほかにも、同部会においては、大西氏によるツッコミどころ満載の失言が続いたようです。

「私は50年間タバコを吸い続けています」

喫煙年数を自慢するなど愚の骨頂。周囲の人間に受動喫煙という危害を加えた年数に等しいのに。

「家でも自由にタバコを吸っていますが、子ども4人、孫6人、誰も不満を言いません。みんな健康ですよ」

受動喫煙しても健康なんだから問題ないという、驚くべき詭弁。受動喫煙への配慮など皆無のようです。

不満を聞き入れる態度すらない人間に誰も不満は言わないということにも、気付いていないようです。

子どもに対しては虐待にも相当する犯罪行為を、公言してはばかりません。

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2030.html" target="_blank" title="他の議員のケース">他の議員のケース</a>でも同じですが、失言というのは言葉尻の問題ではなく、その人の人間性の問題なんですね。

前事務次官の告発

トランプ米大統領に対して、FBIやCIAなどの捜査機関の元幹部からの攻撃が続きます。

一方でわが国ではいま、「加計学園」の獣医学部新設にまつわる、文科省前事務次官の内部告発が話題です。

これが「森友学園」問題よりもずっと面白いのは、元官僚トップが腹をくくって証言しているからでしょう。

腹をくくっているからといって、証言内容が真実だという保証はありません。

しかし少なくとも、どこやらのうさん臭い前理事長の証言よりはよほど、信憑性があります。

米国(の映画やドラマ)だと、告発者が不慮の事故に遭ったりすることになるので、前次官のことも心配です。

あるいは、告発の信憑性を失わせるために、告発者の個人的なスキャンダルが過大に報じられたりもします。

あ、これはすでに、出会い系バー通いを大新聞がわざわざ3面で報じるなど、現実に起きているようです。

それでもくじけず告発するのは、正義感が強いというより、よほど腹に据えかねたことがあるのでしょうか。

世界的企業の創業者一族であり、中曽根元首相と親戚ということも、自信につながっているのかもしれません。

俳優の石丸謙二郎氏との血縁関係については、確認できていません。

出会い系バーに行った理由は、そのような店で働く女性の話を聞くための「実地調査」だったとのこと。

まことに苦しい言い訳です。聞いてるこちらの方が赤面してしまいます。

しかし、告発内容を真っ向から否定して再調査もしない、現文科省や官邸の言い分は、もっと苦しい。

今回の告発は、官邸に抑え込まれている官僚の報復ではないかとも言われています。

ここであと1人でも、官僚やそのOBの中から同調者が出てきたら、安倍政権には厳しいことになりそうです。

しかし私にとっては、こんなことどうでもいい問題です。日本や世界には、もっと大事なことがあるでしょう。

肉の内部温度測定

もっと早くやっときゃ良かった、てことがありますよね。

今日そう思ったのは、BBQでステーキ肉を焼くときの、肉の内部温度の測定です。

表面はしっかり焼き、でも内部は65度を超えないようにしたい。その<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1498.html" target="_blank" title="温度管理">温度管理</a>はいつも勘に頼っていました。

炭火の具合や肉の厚みなど、焼くたびに状況は異なるわけで、いつまでたっても試行錯誤の繰り返し。

そんなある時、ていうか今日、思いついたのです。肉の内部の温度を測りながら焼けばいいんじゃないの?

こうなると、今日すぐにBBQで試したくなります。温度計を買わねば。もはやAmazonでは間に合いません。

近所の菓子とパン作り道具の店(2階がパン教室)に急行すると、ありました、タニタのデジタル温度計が。

値段はAmazonの2倍近くしましたが、そんなことは言っておれません。緊急購入です。それください。

パン生地とかローストビーフの温度測定に使うもので、ステーキだとかなり厚い肉なら使えますが、と店員。

大丈夫です。厚さ3センチの1ポンドステーキ肉(カナダ産、冷凍)があるのです。とは言いませんでしたが。

夕方から(ビール片手に)炭火の準備です。温度を測りながら焼くのであれば、もはや解凍も不要でしょう。

これまでずっと悩んできた、冷凍肉の解凍方法について、ついに今日は、無解凍という解答が出たわけです。

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1487.html" target="_blank" title="以前にも">以前にも</a>、試しに冷凍肉をいきなり焼いてみたことはありますが、今日は自信を持って臨みました。

強い炭火で何度もひっくり返しながら、その都度コンロの蓋をして、肉の中心が55度になるまで焼きました。

55度で火から下ろし、アルミホイルで包んで15分間、肉を落ち着かせます。

肉は表面がしっかり焼けてカリカリで、内部はほんのりピンク。悪くない。味も良かった。

この焼き方だと、もう少し早く、内部温度50度ぐらいで火から下ろすのがベストかもしれません。

内部温度を測らずにステーキ肉を焼くなど、無謀にも思えてきました。もちろん冷凍肉は、無解凍に限ります。

生体認証の突破

スマホの生体認証の方法として一般的な「指紋認証」は、特殊な方法によって破られることがわかっています。

印刷した指紋や粘土にうつした指紋で、iPhoneのロックを解除できた、なんていう話もあります。

持ち主が寝ている間にその指を使って解除したり、スパイ映画ならもっと手荒な手法も登場します。

写真を撮られる時にピースをする癖のある方は、指紋を撮影されないように、指の向きには要注意です。

中指だけを立てるのであれば、指紋はこっち向きなので大丈夫です。

私はApple Payを日常的に使っていますが、それも指紋認証というセキュリティに守られているからこそ。

簡単に破られるようだと、iPhoneを紛失した際に大きなリスクが生じます。

初代iPhoneの発売から10周年を迎える今年、最新機種の生体認証が、大幅に刷新されると噂されています。

指紋認証をディスプレイ上で実現するのか、「虹彩認証」や「顔認証」が導入される可能性もあるようです。

ただ、Apple Payの利用を考えたら、指紋認証じゃなくなると操作が煩雑になりそうなのが心配です。

もちろん虹彩認証の方が、指紋認証よりも高度なセキュリティー機構であることは間違いないでしょう。

すでにサムスンとMicrosoftのスマホが虹彩認証を搭載しており、この点ではAppleは後れをとっています。

ところが、サムスンの最新スマホの虹彩認証がさっそく突破されたと、IT系サイトで報じられました。

顔写真を印刷して目の部分にコンタクトレンズを置くと、見事に認証されたとのこと。

こんな簡単な手法で突破されるのでは困ります。はたしてiPhone8(仮)は大丈夫か。

指紋よりもタチがわるいのは、写真にはたいてい、目が写っていることです。指紋のように隠せません。

虹彩に限らず、人目に付く部分は必ず撮影して再現できるわけで、生体認証に用いると必ず問題が起きます。

指や手掌の「静脈認証」なら、セキュリティ対策としてはかなり高度で、偽造は困難と考えられています。

スマホへの搭載は難しそうですが、こういう技術革新こそ、ぜひAppleに達成してもらいたいものです。

ロジャー・ムーア死去

与謝野馨氏が亡くなったそうですが、今日の話題は、昨日89歳で亡くなったロジャー・ムーア氏の方です。

映画「007シリーズ」では、6人が演じてきたジェームズ・ボンド役の、3代目でした。

私が映画に目覚めた中学生の頃、新作の「007シリーズ」はちょうどその、ロジャー・ムーアの時代でした。

初代のショーン・コネリーの出演作は、たいていテレビの洋画劇場で観ました。渋くて好きな俳優ですね。

2代目のジョージ・レーゼンビーの作品は、ずっと後になって観ましたが、ボンドとしての印象が薄すぎ。

4代目のティモシー・ダルトンは、ロジャー・ムーアとのギャップ大きすぎ。面白味がなく好きじゃなかった。

5代目のピアーズ・ブロスナンは、ショーン・コネリーとロジャー・ムーアの中間。ボンドらしくて良かった。

6代目はダニエル・クレイグ。もはやこれが新しいボンド像なのかと、諦めてますが、人気は高いようですね。

私が子どもの頃には、スパイ映画と言えば007、みたいな圧倒的な存在感がありましたが、いまは違います。

最近の映画には、ダニエル・クレイグのようなハードなアクションをこなす主人公は、いくらでもいます。

考え方が古いのかもしれませんが、007はアクション映画というよりスパイ映画だと、私は思っています。

そのウリはアクションよりも、諜報活動や、異国情緒や、駆け引きや、ボンドカーや、秘密の小道具です。

それに加えて、ユーモア(お茶目)の要素を盛り込んでくれたロジャー・ムーアが、いちばん好きですね。

ロジャー・ムーアはボンド史上最年長だったようで、いま思えばたしかに、アクションのキレは今一歩でした。

しかしそれを補って余りある、とぼけた紳士ぶり。吹き替えが広川太一郎というのがまた、ツボですね。

Amazon偽装メール

Amazonで何かを発注すると、その後2通ほどメールが届きます。(@の部分を★に置き換えて記載します)

(1)auto-confirm★amazon.co.jpから、「ご注文の確認」メール

(2)ship-confirm★amazon.co.jpから、「発送のお知らせ」メール

今日の昼頃、「amazon.co.jp」の部分が「amazon.com」になっているメールが届きました。おやおや?

開いてみると、 “Your order has been successfully cancelled.” などと書いてある。なにそれ?

中身は全部英文ですが、私には見覚えのない注文が、しかもキャンセルされたという連絡でした。どゆこと?

メールの中には、詳細を説明すべく、リンクが張ってある。あやしい!

さっそく、Amazonのアカウントサービスから私の注文履歴を確認しましたが、この半年、キャンセル歴なし。

カスタマーサービスに電話したら「差出人を偽装した詐欺メール(フィッシングメール)と思われます」だと。

調べてみると数年前から、似たようなAmazonの偽装メール(ウイルス付き)が出現しているようですね。

先ほどのメールを削除した後、あわててMacをウイルスチェック。とりあえず、感染はなさそう。

しかし今回のように、メールアドレスを偽装して送りつけられると、ヘタしたら信じてしまいますね。

どこかクリックしてウイルスに感染したり、偽サイトに誘導されてパスワード入力させられる危険もあります。

Amazonに限った話ではありません。ネットバンキングだったら、もっと大変なことになります。

よく知ってるサイトや企業からのメールに見えても、その中のリンクは、なるべくクリックしないことですね。

保険証確認してますって

健康保険の「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1785.html" target="_blank" title="資格喪失後の受診">資格喪失後の受診</a>」が絶えません。

勤務先や扶養関係の変更に伴い健康保険が切り替わったのに、古い保険証を提示して受診する方がいるのです。

うっかりの場合もあるでしょうし、月末までは有効だろうと勘違いしているのかもしれません。

資格喪失後に受診しても、医療機関には保険証が有効なものに見えるので、通常の保険診療を行います。

しかしその後、とても面倒なことが起きてしまうのです。

たとえば、協会けんぽ(社保)から国保へ切り替わった方が、元の社保の保険証で受診した場合は、こうです。

(1)医者→社保:診療報酬を請求(←なんら落ち度のない、通常の手続き)

(2)社保→医者:確認書類を送付(=資格喪失してますけど保険証確認しましたか?、と難癖付けてくる)

(3)医者→社保:確認書類を返信(=提示された保険証はちゃんと確認したので、問題ないでしょ)

(4)社保→医者:診療報酬の支払(=しぶしぶ払う)

(5)社保→患者:医療費返還請求(=古い保険証使っちゃダメでしょう。医療費を返してね)

(6)患者→社保:返納金を支払

(7)患者→国保:療養費を請求

(8)国保→患者:療養費の支払

この(5)から(8)においては、社保も患者もひどく面倒なことになってしまいます。

そこで最近では社保と国保等の間で「保険者間調整」が行われるようになり、(5)以下が簡略化されました。

しかしその手間をも省こうと、(2)で医者に対して、診療報酬請求のやり直しを打診してくるわけです。

医者が、社保への請求を取り下げて国保に請求しなおせば、社保はレセプトを差し戻すだけで済むからです。

そのかわり、医療機関への診療報酬の振り込みがかなり遅れます。その分、医者は泣き寝入りです。

今月もまた当院に(2)の書類が届いたので、協会けんぽに電話しました。たぶんこれで3度目ぐらいです。

私「当院はちゃんと保険証を確認しているので、確認書類の送付は無用と言ったはずですが」

保「そうでした。つるはらクリニックさんには送らないようにしていたのですが、漏れてしまったようです」

驚きました。当院だけ特別に(2)を省くような内部規定にしていたような言いぶりです。ホントですか。

うるさく言うクリニックにだけ特例を認めているのだとしたら、それも問題です。