熊本地震から1年

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1654.html" target="_blank" title="熊本地震">熊本地震</a>から、1年たちました。もう1年たったのか、というのが私の思いです。

多くの命や家が失われ、今なお1万人以上の方が仮設住宅に、3万人以上がみなし仮設住宅に住んでいます。

あちこちに建築中の建物が見られますが、まだ解体されていない被災住宅や、更地も目立ちます。

以前よくドライブしていた阿蘇方面に向かう道路は、メインの国道57号線が、いまだに通行止めです。

そのシンボルともいえる阿蘇大橋が崩落しただけでなく、山の斜面崩壊によって周囲の道路が寸断されました。

国道57号の迂回ルートは、しばらくは、北回りの<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1263.html" target="_blank" title="ミルクロード">ミルクロード</a>と、南回りの<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1858.html" target="_blank" title="グリーンロード">グリーンロード</a>だけでした。

いずれもかなり遠回りの山道。ドライブするならともかく、日常の移動や物流には難儀するルートです。

その後、3つめの迂回路である俵山トンネルルートが開通しましたが、まだ走ったことがありませんでした。

そこで今日は、阿蘇方面の花見を兼ねて、俵山ルートをドライブしてみました。

俵山には元々、急カーブが続く険しい旧道と、トンネルと橋が美しいバイパスがありました。

いま開通しているのは、その両者を部分的に修復・拡幅してつぎはぎし、さらに新設道を加えたルートでした。

橋の復旧工事を横目に見ながら、かなりの急カーブや、ひどい急勾配を走ります。どう見ても暫定的な道です。

道路沿いの草原に立ち並ぶ風力発電機が、俵山の名物のひとつなのですが、回っていたのは1つか2つ。

他のほとんどの発電機にはハネがなく、土台だけがまるで煙突のように、寂しく林立していました。

南阿蘇村に着くと、「一心行の大桜 満開」との看板が出ていました。

今日はしかし、ちょうど「桜まつり」が開かれていた、高森町の「千本桜」の方に行きました。

阿蘇には思いのほか桜が多いことに、今日あらためて気付きました。ちょうど今が見頃です。